赤ちゃんのくせ毛の対処法

赤ちゃんのくせ毛はいとおしい!メリットが活きる対策2つ

赤ちゃんのくせ毛、フワフワしていて可愛らしいですよね。しかしながら、お手入れに手間と時間がかかるので、正直何とかしたいのが親心。そこで今回は「赤ちゃんのくせ毛の理由」とくせ毛対策、くせ毛の赤ちゃんにオススメの髪型などをご紹介します。

赤ちゃんのくせ毛はいとおしい!メリットが活きる対策2つ

赤ちゃんのくせ毛の悩み!くるくるで可愛いとも言われるけど…

赤ちゃんのくせ毛は「可愛い」と褒められることも多いですが、親として複雑な気持ちになる人もいます。パパのくせ毛が赤ちゃんに遺伝したのなら素直に受け取れるママも多いと思いますが、くせ毛の大変さを知っていたり、思春期にコンプレックスを抱いた経験のあるママのくせ毛が赤ちゃんに遺伝したとなると話は別。褒め言葉として素直に受け取れず、「この髪は手入れが大変だわ」と悲観的になってしまうこともあるでしょう。

病気でもないし、悪いわけではないけど、親としてくせ毛を心配してしまうという人も多いはずです。そこで、赤ちゃんのくせ毛の原因やくせ毛は治るのかをリサーチ!?赤ちゃんのくせ毛に関する疑問は、ここでチェックしていきましょう。

「うちの子、くせ毛です。」お父さん・お母さんの本音まとめ

くせ毛の赤ちゃん

お父さん・お母さんによって、くせ毛に対する考え方も捉え方もさまざまです。「くせ毛なのは、うちの子だけなの?」と心配する必要はありません。決して珍しいことではないですし、悪いことでもありません。

  • くるくるの髪の毛が可愛いといろんな人に言われて嬉しい。
  • 夫の母親にくせ毛を指摘されて気分が悪い
  • 親もくせ毛だから、子供もくせ毛で仕方ないと思っている
  • 今はいいけど…私がくせ毛で苦労したから、子供のくせ毛も気になる。
  • 気にしたことがない。

お父さん・お母さんがくせ毛で悩まれると、赤ちゃんのくせ毛に敏感になってしまうのも仕方ないでしょう。髪の毛は毎日目につきやすい部分なので、どうしても気になってしまうかもしれませんが、心配しすぎる必要はありません。

赤ちゃんがくせ毛になる理由を教えて!

「うちの子、どうしてくせ毛なのかしら?」と気になってしまうお父さん・お母さん。赤ちゃんのくせ毛はその子の個性なので、気にしすぎることはありませんが、理由を知っておくだけでも気持ちが軽くなります。早速、ご紹介していきます。

くせ毛になる理由1.親子の証!遺伝的要素

くせ毛の母子

親子ですから、顔つき、体つき、話し方など、あらゆることが似てくるのは当たり前。もちろん、髪質も似てくる可能性は十分にあります。髪質が遺伝する確率は非常に高く、お父さん・お母さんがくせ毛である場合は、子供も高確率でくせ毛になります。遺伝子はどうにも出来ないので、いさぎよく認めましょう。親子の証であると前向きに考えてください。

筆者は、遺伝性のくせ毛です!だから、娘も遺伝性のくせ毛です

0歳と4歳の現役ママである筆者は、父親のくるくるくせ毛を見事に受け継いで、やや弱めのくるくるくせ毛です。中学生の時に、くせ毛をかなりのコンプレックスに感じて、縮毛矯正をしました。だからこそ「息子と娘には、くるくるくせ毛が遺伝してほしくない!」と強く思っていたのです。でも、遺伝子には勝てませんでした。見事に、下の娘にくるくるくせ毛が遺伝しています。しかも、髪の毛が生えてくれば来るほど、くるくる~。何とかしてあげたいなって思っています。

くせ毛になる理由2.赤ちゃんの髪の毛はくせが付きやすい

柔らかい赤ちゃんの髪の毛

筆者のように、自分のくせ毛が我が子に遺伝してしまって申し訳ないと感じているお父さん・お母さんもいるでしょう。でも、自分を責める必要はありません。なぜなら、赤ちゃんの髪の毛はくせが付きやすいからです。

大人の髪の毛と赤ちゃんの髪の毛をじっくり見比べてみてください。大人の髪の毛と比べて、細く、柔らかくはありませんか?ポヤポヤ~、フワフワ~という表現が当てはまるかと思います。ですから寝癖も付きやすいですし、同じ体勢で抱っこをしているだけで、くせがついてしまうのです。

赤ちゃんのくせ毛のメリット・デメリット

「くせ毛=扱いづらい毛」「くせ毛=残念」というイメージが少なからずありますが、それはみなさんが勝手に作り上げたものです。サラサラの直毛の人だって、その人なりの悩みがあります。もちろん、赤ちゃんのくせ毛にもメリットがありますよ。参考までにデメリットと合わせて、まとめてお伝えします。

赤ちゃんのくせ毛のメリット

  • とにかく可愛らしい!
  • 髪の毛にボリュームがあるので、ヘアアクセが似合う
  • お人形さんみたい
  • ツインテールや前髪パッツンの髪型が似合う
  • チャームポイントになる

赤ちゃんのくせ毛のデメリット

  • お手入れが大変
  • 寝癖がつきやすい
  • 赤ちゃんが気になってしまう
  • 雨の日にはボリュームアップして困る

赤ちゃんのくせ毛は、その時期特有のものでもありますから、お父さん・お母さんも気にしすぎることなくメリットを活かしていきましょう。イギリス王室の皇太子は、自らの薄毛を公務の場で度々ジョークにして、コンプレックスではなく、チャームポイントにしています。

くせ毛も、赤ちゃんのチャームポイントの1つとして考えてあげてください。筆者の0歳の娘も、襟足がくるくるしていて、汗をかくとさらにくるくるします。私は、そんな様子を微笑ましく見ています。

赤ちゃんのくせ毛を直してあげたい!

鏡で自分のくせ毛を見つめる幼児

赤ちゃんの時期はくせ毛も可愛いけれども、大きくなってもくせ毛なのはかわいそう…というご両親も少なくありません。筆者もくせ毛で苦労した経験があるので、思春期を迎える前にヘアアレンジしやすい髪質に変えてあげたいというのが親心。みなさんも「直るものであれば、直してあげたい」という気持ちが強いのではないでしょうか。そこで、ちまたでくせ毛直しに有効とされる方法を、1つ1つリサーチしていくことにしましょう。

くせ毛を直す方法1.丸刈りは効果的?

「くるくるの髪の毛は丸刈りにして、リセットしてあげると直る」と聞いたことがある人もいるでしょう。しかしながら、こちらに関して根拠はありません。現在生えている髪の毛を剃っても再びくるくるの髪の毛が生えてきます

なぜなら、くせ毛は毛母細胞によって決められるからです。ですから、どんなに剃っても毛母細胞を除去しないことには、くせ毛は直りません。どこからこんな話が湧いて出てきたのでしょうね!よって、丸刈りをしてもくせ毛は直りません。

くせ毛を直す方法2.ストレートパーマ・縮毛矯正をする

大人には有効な方法かもしれませんが、赤ちゃんには絶対にしてはいけません。赤ちゃんの肌は、大人の肌に比べてずっと弱く、刺激に弱いです。ですから、パーマ剤などによって、肌荒れを引き起こしてしまいます。普通に考えて、赤ちゃんの身体に負担のかかるパーマ剤はNGです!

くせ毛を直す方法3.何もしなくても直る

「赤ちゃんの時のくせ毛は、放っておけば直るわよ」と実家の母から言われました。どうやら、その通りのようです。細く柔らかい赤ちゃんの髪の毛は、成長と共にだんだんと太くしなやかになっていきます。ですから、自然とくせが付きにくい髪の毛になっていく、というわけです。赤ちゃんの頃はくるくるの髪の毛だったのに、大人になるにつれてすっかり落ち着いたという人も多いですよ。

髪質は変わる!赤ちゃんのくせ毛のイマを楽しもう

くせ毛の赤ちゃんとお姉さん

髪質は成長と共に変わっていきます。幼少期はくるくるのくせ毛でも、大人になるとサラサラのストレートになる人もいれば、昔は直毛でも思春期を過ぎた辺りからくるくるの髪の毛が生えて来てしまう人もいます。つまり、髪質は変わるのです。

赤ちゃんの時にくせ毛で悩んでいても、その悩みは成長と共になくなってしまうことが考えられます。ですから、そんなに深く悩む必要はないのです。悩んでいる暇があるのなら、思いっきりくせ毛の時期を楽しんで、可愛がって、思い出に残してあげましょう。写真や動画に残しておいて、くせ毛の可愛らしさをあとで振り返るのもいいですね。

くせ毛を活かした赤ちゃんのヘアスタイル☆

「もう、くせ毛をどうまとめればいいのか分かんない」「くせ毛がこんがらがって痛そうなんだけど…」と、我が子のヘアスタイルをどうすればいいのか迷ってるお父さん・お母さんも少なくありません。そこで、くせ毛の赤ちゃんに似合う、オススメのヘアスタイルをご紹介します。

「女の子の赤ちゃん」前髪ネジネジ&ヘアアクセ

くせ毛の赤ちゃんは、どうしてもボリュームが出てしまうので、前髪を邪魔に感じてしまいます。そこで、前髪をアレンジする時には、ねじるように毛束をまとめていく方法をオススメします。そうすれば、ボリュームも抑えることが出来ますし、目にかからないので赤ちゃんも快適に過ごすことが出来ます。

くせ毛ならではのボリュームを活かすためには、大きめのヘアアクセサリーがポイントです。小さめのアクセをたくさん付けるというよりは、大きめのリボンやキャラクターのヘアアクセを1つドカーンと付けましょう。

「男の子の赤ちゃん」サイドと襟足は刈上げ&長めトップスタイル

トップが長めのヘアースタイル

くせ毛の子は肌に髪の毛があたりやすく、チクチクするとぐずってしまうことが多いです。しかし、そのような悩みを解決するためのヘアスタイルがあります。

まず、サイドと襟足は刈上げてスッキリさせてあげましょう。刈り上げなくても、とにかく短くしてあげてください。しかしながら、トップは長めに残しておくのです。

くせ毛のふんわり感がトップに来る分には、何の問題もないです。オシャレでかっこいいですよ。割と髪の量が多い、1歳~1歳半くらいの赤ちゃんにオススメです。

「男の子でも女の子でも」前髪ぱっつんでインパクト大なヘアスタイル

くせ毛の赤ちゃんは、ボリュームがある上に、横に髪の毛が広がりやすい傾向にあります。だからこそ、良さが発揮できる髪型があるのです。それが「ぱっつん前髪」です。

サイドにボリュームがある分、前髪を短くしても貧相な印象にならずに、元気いっぱいの子供のイメージを作り上げることができます。ちょっといたずらをしそうな雰囲気がある、茶目っ気たっぷりのヘアスタイルになります。

以上、くせ毛だからこそ可愛い、赤ちゃんのヘアスタイルをご紹介しました。1歳を過ぎれば髪の毛も増えてくるので、ヘアアレンジを楽しめるようになります。くせ毛はボリュームがあり、自然なカール&ウェーブがでるので、そのままでも十分可愛いのですが、良さを活かしてあげることでさらに可愛さは増します!ぜひ、お試しになってみてはいかがでしょうか。

赤ちゃんの髪型参考書!少ない髪でもママの魔法でかわいく変身
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赤ちゃんのくせ毛。簡単対策法

「まずい!今日はいつにも増して、我が子がボンバーヘッドだ」「明日は雨だから、くせ毛がひどくなっちゃうなぁ」と思ったら、今すぐ赤ちゃんにくせ毛対策をしてあげましょう。どれも簡単にできる方法ですから、お試しになってみてください。

くせ毛の対策法1.きちんと乾かす

風呂上りに髪を拭いてもらう赤ちゃん

くせ毛の大敵は「水」です。水にぬれると、くせが強くなってしまいますし、くせがつきやすくなってしまうので要注意。ですから、お風呂上りにはドライヤーを使って、きちんと髪の毛を乾かしてあげましょう。自然乾燥させて、生乾き状態のまま寝てしまうのが、くせ毛にとっては一番ダメです。翌日のお手入れに手間と時間が取られてしまうので、くせ毛の赤ちゃんの髪の毛はきちんと乾かしてあげましょう。

くせ毛の対策法2.定期的に美容院で髪の毛を切ってあげましょう

くせ毛の赤ちゃんの髪の毛は、早いうちから美容院で小まめに散髪してあげることをオススメします。美容師さんは髪の毛のプロフェッショナルなので、くせ毛がより目立たなくなる散髪法で仕上げてくれるはずです。つむじの位置によって、髪の毛をどのような流れに沿って切っていくのかなど、しっかりと考えてくれますので、一度相談してみてはいかがでしょうか。

お父さん・お母さんが髪の毛を切ってあげるのも、決して悪いとは言っておりません。けれども、くせ毛の赤ちゃんの髪の毛は、散髪の方法によってお手入れの手間にも大きな違いが出ます。「赤ちゃんのうちから、美容院なんて行けるかしら?」と思う人もいるでしょうが、赤ちゃんでも泣かずに散髪できるように、おもちゃやDVD、車の乗り物の形をした散髪台など、さまざまなアイテムが揃った子供向けの美容院があります。ぜひ、リサーチをなさってみてくださいね。

赤ちゃんのくせ毛は残念ではない。いとおしいの!

「赤ちゃんのくせ毛」をテーマにしてお話を進めてきました。くせ毛は遺伝的要素が強いので、親がくせ毛だと子もくせ毛になるのは、珍しくはありません。赤ちゃんの髪の毛はただでさえ、細く柔らかいのでどうしても癖が付きやすいのです。

親としては、あまり神経質になる必要はないでしょう。成長と共に赤ちゃんの髪の毛1本1本が太くなるので、くせがつきにくくなります。赤ちゃんの時期はあっという間に過ぎ去るからこそ、くるくるのくせ毛もいとおしいのです。