赤ちゃんとの電車移動

赤ちゃんの電車移動はいつから?泣いたらどうする?

赤ちゃんと電車移動をする時のマナーについてご紹介しています。電車内で赤ちゃんが泣いた時にあやすおもちゃやベビーカーの取り扱いなど、電車に乗る前に心得ておきたいことが満載です。赤ちゃん連れで電車に乗る時はマナーを意識して乗車するようにしましょう。

赤ちゃんの電車移動はいつから?泣いたらどうする?

赤ちゃん連れの電車移動はいつから?泣いた時の対応は?

「赤ちゃん連れで電車に乗ると嫌がられる」と聞いたことはありませんか。SNSやワイドショーでも赤ちゃん連れのマナーを問う議論が行われていたり、電車内でベビーカーを畳むべきかどうか、といった議論も行われています。

電車はいろいろな人が利用する公共交通機関ですが、残念ながらすべての人が赤ちゃん連れに優しいというわけではありません。通勤・通学に利用している方、通院に利用している方、体が不自由な方など、利用する人すべてが気持ちよく利用できるよう、利用者側でもマナーを意識する必要があります。

マナーを守った利用方法であれば、赤ちゃん連れだからといって嫌がられることはありません。赤ちゃんを連れて電車に乗る際のマナーや赤ちゃんが泣き止むおもちゃをご紹介していきます。

赤ちゃんと電車で移動できるのはいつから?

赤ちゃんは生後0か月から電車に乗る事ができます。あまりに小さすぎると乗れないのではないかと心配してしまいますが、基本的にはいつから電車に乗れるといった明確な定義はなく、JRや私鉄などのホームページを確認しても、いつから乗っていいといったことは明記されていません。

人ごみの中で泣き出す赤ちゃんと困っている母親のイラスト

しかし、生まれたばかりの赤ちゃんはまだ免疫がなく、病気に感染しやすいのは確かです。不特定多数が利用する電車に乗ることで病気に感染してしまう可能性がありますので、生まれてから1か月は外出を控えるようにしましょう。1か月検診で医師から外出してもよいと言われてから、電車での移動を選択肢に入れるようにしてください。

それでも赤ちゃん連れの電車移動が心配な場合は、いきなり1時間の長距離移動をするのではなく、まずは1駅だけ練習してみるという方法から試していきましょう。赤ちゃんもママも慣れてきたら、少しずつ距離を長くしてみるとよいでしょう。

赤ちゃんが電車内で泣いたらどうしたらいい?

ちゃんと電車に乗れたとしても、赤ちゃんが電車内で泣いてしまうのは困りものです。赤ちゃんが泣くのは仕事とはいえ、公共の場ではできるだけ赤ちゃんを泣かせないように努めてください。ここでは電車内で赤ちゃんが泣いてしまった時に使える便利なおもちゃを3つご紹介します。赤ちゃんがご機嫌を直してくれるように活用してみましょう。

手のひらサイズの絵本

電車内で赤ちゃんが泣きだしてしまった時、手のひらサイズの絵本をさっと取り出して読み聞かせをしてあげましょう。小声で話せば周りにも迷惑がかかりませんし、手のひらサイズゆえ荷物にもならず、広げても邪魔になりません。

月齢の進んだ赤ちゃんなら一人でめくったりすることもできるので、楽しみながら電車に乗れます。赤ちゃんが興味を引く大好きなお話をバッグの中に1冊準備しておくと、赤ちゃんを泣き止ませることができるでしょう。

指人形

バスケをしているトラ猫の指人形

赤ちゃんをママのお膝に座らせて、赤ちゃんのお気に入りの動物やキャラクターの指人形を動かし、赤ちゃんに「こんにちは!ボクの名前は〇〇だよ!」などと話しかけ、泣いている赤ちゃんをあやすのはどうでしょうか。泣くことから興味をそらせるには、動きのあるものを使うのが効果的です。ママの手をすっぽり包む指人形は、赤ちゃんの大好きなおもちゃのひとつ。指人形が大好きな赤ちゃんなら試してみたい方法です。

手鏡

赤ちゃんは、動いている自分が映る鏡が大好きです。電車内で赤ちゃんが泣き始めたら、手鏡を取り出して「ほーら見てごらん」と言って、鏡に映っている赤ちゃんの姿を見せてあげてください。きっと不思議そうに鏡をのぞいて、いつまでもじーっと見つめていることでしょう。きゃきゃっと楽しそうに声を上げるのはご愛嬌。すぐに泣くのを止めてくれるはずです。

赤ちゃんと電車で移動するときの6つの注意点

生後何か月から乗れるといった制限がないとは言え、電車はたくさんの人が利用するため、赤ちゃんやママにとって危険になる事が潜んでいます。赤ちゃん連れで電車に乗る場合、どのようなことに注意すればよいか、順番に見ていきましょう。

電車移動の注意点1.乗る時間帯

赤ちゃんを抱っこして電車に乗る母親のイラスト

平日朝7時~9時台、夕方17時台~20時台の通勤・通学時間帯、いわゆる「通勤ラッシュ」の時間帯は利用者が最も多く、車内はすし詰め状態になってしまいます。

そんな車内に赤ちゃんと乗り込んだ場合、たとえ座れたとしても、人や荷物に押されてしまい、赤ちゃんが苦しくなってしまうかもしれません。

そのため、人や荷物に押されてしまう危険がある朝夕の通勤ラッシュの時間帯は避け、なるべく利用客の少ない時間にずらして乗るように心がけましょう。

電車移動の注意点2.乗る車両

電車内がそこそこ空いている時間帯であっても、階段やエスカレーターなどに「出口」が近い車両は要注意です。出口が近い車両は、急いで乗り換えをしたい人や、これから乗り込んでくる人で混雑することが多く、通勤ラッシュ時のように人や荷物に押されてしまう可能性が高くなります。

はじめは空いていたとしても、利用客の多い駅でどっと混んでしまうこともありますので、出口付近は避け、出口から一番離れた車両を選びましょう。混雑しない車両を選ぶことで、人や荷物に押される心配はぐっと少なくなります。

電車移動の注意点3.時間に余裕をもって行動する

赤い電車が停まっている駅のホームで赤ちゃんを抱える母親

電車に乗る時間帯や車両を選ぶことも大切ですが、「時間に余裕をもって行動する」という事はもっとに大切です。赤ちゃん連れの場合、途中で何が起こるかわかりません。

駅までの移動中やホームでの移動中、赤ちゃんがミルクを吐き戻してしまったり、オムツからおしっこが漏れてしまい、着替えなくてはいけないといったハプニングが起こることも考えられます。その場合は、電車に乗る前に着替えが必要となり、乗る予定の電車に乗れず、時間を遅らせた電車に乗って予定していた到着時刻に狂いが生じてしまうかも知れません。

荷物の多さや赤ちゃんを連れていることで、想像以上に駅までの移動に時間がかかってしまったらどうでしょうか。赤ちゃんのミルクのスケジュールを考えて家を出たとしても、予想外のタイムロスによって移動中に赤ちゃんがお腹が空かせてしまい、車内で赤ちゃんが大泣きしてしまうといった事態が予想されます。ましてや赤ちゃんが大泣きしてしまうことで居たたまれなくなり予定外の駅で降りるはめになったら、今日の予定が全部飛んでしまいかねません。

時間がなくなり焦ってしまうと、赤ちゃんを抱っこしたまま走って駆け込み乗車に繋がってしまい、赤ちゃんを危険にさらしてしまいがちです。赤ちゃんがこのように危険な目に合わないようにするためにも、時間には余裕をもって行動することが大切です。

電車移動の注意点4.ベビーカー

ベビーカーに乗っている赤ちゃん

ベビーカーに赤ちゃんを乗せて電車に乗る場合は、以下の点に配慮が必要です。

  • ベビーカー禁止のマークがついているところでベビーカーは使用しない
  • 他人にぶつけないよう、ベビーカーの操作には十分気を付ける
  • 駅のホームだけではなく、電車内でもタイヤにストッパーをかける
  • ベビーカーのタイヤにストッパーをかけていても、手は離さない

上記は、赤ちゃんの安全を守る意味と他の利用客が気持ちよく過ごすために大切です。「電車内でベビーカーは邪魔だ!」「畳まないと非常識!」といった論争がありますが、ママならベビーカーに乗った赤ちゃんが寝てしまった時、できる事ならそのまま電車に乗せて赤ちゃんを起こしたくないと思うものです。

しかし、ベビーカーにぶつけられた!満員電車にベビーカーがそのまま乗っていると危ない!といった、マナーを問う声があることも事実です。

そこで、ベビーカーを安全・快適に利用できるように、2014年3月に国土交通省がベビーカーマークを定めました(注1)。車いすマークと同様に、ベビーカーマークがついている場所では、ベビーカーを畳まずに乗車できます。自分が乗る電車は、どの車両にベビーカーマークがついているか、事前にチェックしておくとよいでしょう。

電車移動の注意点5.リュックやマザーズバッグ

リュックを背負って駅の階段を下りる母親と赤ちゃん

赤ちゃんとお出かけをする場合、かなりたくさんの荷物が必要になります。そのため、赤ちゃんの荷物をリュックに入れて背負うママが多くいます。両手が使えるので非常に便利ですが、後ろが見えないため、知らない間に他人にリュックをぶつけてしまう可能性があります。

リュックで移動する場合は、車両の端を選んで立つなど、他の人にぶつからない工夫をするとよいでしょう。斜め掛けや肩掛けのマザーズバッグの場合も同様に、周囲の人への気遣いを忘れないように行動しましょう。パパと一緒の時は、パパに網棚に乗せてもらったり、足の間に挟んで邪魔にならないような工夫もいいでしょう。

電車移動の注意点6.抱っこVSおんぶ

抱っことおんぶでは、基本的にはママの好きな抱き方で問題ありません。ですが、赤ちゃんが泣きだしてしまった時などに「抱っこ」をしていると、さっと下すことができるので便利です。

抱っこには、赤ちゃんの様子を目で確認することが出来るというおんぶにはないメリットがあります。電車の扉や戸袋に赤ちゃんの足が挟まることも防げますし、赤ちゃんの靴で他人を蹴ってしまうといったことも減らせます。赤ちゃんを連れて電車に乗せる場合は、是非「抱っこ」を試してみてください。

赤ちゃん連れの電車移動はマナーを大切に!

赤ちゃん連れで電車に乗るのは気が引ける…というママも多くいますが、車移動が難しい都会は、電車やバスといった公共交通機関が便利です。利用客それぞれがマナーを守ることで、お互いに気持ちよく利用できます。不特定多数の人が利用する電車であっても、せっかく赤ちゃんとお出かけするのですから、あまり気負いせずにチャレンジしてみてください。

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