赤ちゃんのストローマグいつから

赤ちゃんはストローマグをいつから使える?オススメ練習方法

ストローマグはいつから使える?赤ちゃんがストローマグで一人でミルクやお茶を飲める時期や「ストローを吸う」ための練習方法を紹介。吸い口を変えてスパウトにしたり、紙パックのジュースも活用OK。ストローマグを選ぶときは持ちやすさを意識し、いつまで活用するか考えましょう。

赤ちゃんはストローマグをいつから使える?オススメ練習方法

ストローマグはいつから練習させるのが良い?時期と練習方法

赤ちゃんはいつからストローマグでミルクやお茶を飲めるのか。お口の使い方を学ばせるためにも、飲み物を「吸う」という動作を覚えてもらうためにも、ストローマグを使った練習をさせたい親御さんは多いはず。赤ちゃんの成長や食生活の変化になどに合わせて、ストローマグを使うベストなタイミングを探っていきましょう。

ストローマグを使えるようになる時期はいつ?

ストローマグに大喜びの赤ちゃん

赤ちゃんにストローマグを使った練習をさせるのは、赤ちゃんの成長やペースに合わせた時期にタイミングよく使うのが理想的。子供によってはストローマグを使わない赤ちゃんもいますが、いつまでも哺乳瓶でミルク等を与えていると虫歯も心配ですから、1歳未満の赤ちゃんの食生活の変化に沿って、ストローマグに切り替える働きかけをしましょう。

月齢別・赤ちゃんの食生活の変化

・新生児~5・6ヶ月:おっぱい・ミルク
・生後・約6ヶ月頃~:離乳食スタート
・約1歳頃~:大人と同じ食事がスタート

赤ちゃんはストローマグを生後8ヶ月頃から使える!

1歳未満の赤ちゃんの食生活の変化は、上に挙げた3段階に大きく分けることができます。ストローマグを使うのに適した時期、それは生後6ヶ月頃から始まる離乳食に慣れてくる8ヶ月頃が理想的。離乳食を食べることによって唇や口の中の感覚も目覚めてくるので、新しい感触のストローマグにもトライしやすいタイミングです。

口の中の食べ物を流すので虫歯予防・離乳食期に不足しがちな水分補給で便秘予防にもなる

ストローマグを使って飲み物を飲むことができると、口の中に溜まった食べ物を飲み物で流してくれるため虫歯予防にも繋がります。また、離乳食が始まったタイミングでストローマグを使う練習は、離乳食で不足しがちな水分補給の意味もあり、便秘予防の助けにもなります!

赤ちゃんはみんな使ってるの?ストローマグってなに?

そもそも「ストローマグ」とは一体何なのか、どんな点が優れている育児グッズなのか、「哺乳瓶で水分は十分とれてるのにどうして切り替えるの?」と不思議な方に向けて解説していきます。

赤ちゃんのストロー練習の時期は?上手に飲めるお手伝い
赤ちゃんのストロー練習の時期は?上手に飲めるお手伝い
赤ちゃんにストローを教えたいけど練習法が分からない、やってみたけどうまく飲めないことってありますよね。また正しく洗わないと危険な状態になってしまうことをご存知ですか?ここで一緒にみていきましょう。

ストローマグとは、飲み口がストローのプラスチック製の容器です

上手にストローマグを使いこなす赤ちゃん

ストローマグは、赤ちゃんに「飲む」という行為を覚えさせるのに最適な飲み口がストロー状になったプラスチック製の容器です。ストロー以外にも哺乳瓶の感触に似せた「乳首」、大きめの吸い口で逆さにすると液体が出てくる「スパウト」などの付け替えパーツがある商品も多いのが特徴です。0歳・1歳の赤ちゃんに適した飲み口に変えることによって、その子のお口の成長やペースにあわせて使っていけます。

またストローマグは液蓋を閉じると中の飲み物がこぼれにくい形状になっており、赤ちゃんの持ち手となるハンドルが折りたためるタイプなら子連れ外出時に持参し、さっと水分補給させられる便利なアイテムでもあります。「ストローで飲む練習」に使う・使わないにしろお家にあると何かと役に立つマグといえるでしょう。

ストローマグのメリット

プラスチック製で割れにくい

ストローマグはとっても軽いプラスチック製。割れる心配もなく力の弱い赤ちゃんにも負担が軽いため、1歳未満の子供に使うコップの代用としても人気があります。

こぼれにくくお出かけにも便利

ストローマグにはキャップがついているので中の飲み物がこぼれにくく、赤ちゃんを連れてのお出かけにも安心して持参することができます。

パーツごとに洗えて衛生的

哺乳瓶よりも複雑な見た目のストローマグですが、キャップ・飲み口・マグを取り外してパーツごと洗えるのでお手入れすれば衛生的に使えます。常に赤ちゃんが口にするものなので、しっかりと隅々まで洗浄できる作りのものを選びましょう。

ストローマグの特徴

赤ちゃんの成長に合わせて飲み口を変えられる

赤ちゃんにストローを使った「吸う」練習をさせたいとき、やはり赤ちゃんの月齢(成長段階)や好みによって飲み口を使い分けてあげることが大切です。おっぱいになれている赤ちゃんには「乳首」から初めて「スパウト」と徐々に感触を慣らしてあげる方がいいかもしれません。ときにはスパウトも嫌がってコップからゴクゴクと飲み物を飲み始める子もいたり…ストロー飲みは後からマスターする赤ちゃんもいます。

乳首・スパウト・ストローの違い

ストローマグの最大のメリットであり、特徴であるのが赤ちゃんのお口の成長段階に合わせて、「乳首→スパウト→ストロー」と飲み口を変えられるところです。「乳首」はゴム製の飲み口で母乳育児中の赤ちゃんには乳頭混乱を引き起こさないタイプが良いでしょう。「スパウト」は乳首とストローの中間のような大きなストローをイメージしてください。逆さにすると漏れてくるので注意が必要ですが、「吸う」練習をするときには便利な飲み口となります。そして「ストロー」は私たちが使う細いものではなく、大きくて太めの柔らかいストローです。

意外とスムーズに成功する?赤ちゃんのストローマグ練習方法

ストローマグを使って「吸う」練習をさせるときには、やはり赤ちゃんにとっては初めての感触なのでストローマグに慣れさせる段階からゆっくりと始めていきましょう。

まずはストローの感触に慣れさせる

ストローに興味がある赤ちゃん

最初は「吸う」のでなく「噛む」ことも多いが、そのままカミカミさせてもOK

赤ちゃんの口にストローマグを持っていくと「吸う」ということよりも先に、ストローをカミカミする子もいます。まずはストローの感触に慣れることが先決なので、大人がしっかりとサポートしながら見守りましょう。噛んでいるうちに飲み物が口の中に入ってくることもあり、徐々に赤ちゃんがマグの中の飲み物の存在に気付いていきます。

母乳育児の子には乳首やスパウトを先に使ってみる

いきなりストローでは嫌がってしまう母乳育児の子は多いので、「乳首」「スパウト」というステップを踏んで小さな段階を重ねていく方がいいかもしれません。

「ストローで吸う」という行為に気付いてもらいたいときのアイデア

哺乳瓶を使うことはあっても、「ストローを吸う」という動作は、好奇心旺盛な赤ちゃんでも普段はする機会がありません。ストローとはどんなものなのか根気よく教えていきましょう。

大人がストローマグを使って見本をしめす

赤ちゃんに言葉で「吸って!」「息をふぅって吸い込むと」と説明したところで、なかなかできないのが普通の反応です。そこで大人が赤ちゃんのストローマグを使って、吸って中の飲み物を飲んでいるところを見せましょう。同じ物を使うことで赤ちゃんも「あれ?なんか飲んでる」と気づき、吸うという行為があること、それによって飲み物を口にできることを学習します。吸うお手本を見せる際には、ちょっぴりオーバーアクションにすると赤ちゃんもマネしやすいので試してみてください。

赤ちゃんが好きな飲み物をストローマグに入れておく

赤ちゃんは自分の好きな物にとっても敏感!りんごジュースなどが好きな場合、ストローマグに注ぐ段階から見せておくと「あ!お気に入りがあの中に!」と思ってなんとか飲もうとしてくれます。ちょっとでも空気を吸った瞬間に口の中に飲み物が入ってくると、「もっともっと!」と自分で試行錯誤を始めるので根気よく見守りましょう。

ストローの先にジュースを付けると吸いやすい

ストローで「吸う」ことがなかなかできない赤ちゃんには、その子が大好きなジュースをストローの先につけてみてください。ピチャピチャと一生懸命なめているうちに一瞬空気を吸い込んだときにマグの飲み物が上がってくる瞬間があります。あくまでも赤ちゃんの吸う力で飲み物が口に入ることが大切なので、無理にマグを傾けて赤ちゃんにプレッシャーを与えてはいけません。

ストローマグはまだ早い?赤ちゃんが上手に吸えないときのコツ

こっちをみて笑顔になる牛さん帽子の赤ちゃん

赤ちゃんの中にはストローマグとの相性が悪かったり、そもそもストローマグ自体が好きじゃない子もたまにいます。そんなときには「なんとしてでもせっかく購入したストローマグで飲ませよう!」と必死になるのではなく、違う方法で「吸う」練習をさせてみましょう。

紙パックのジュースは成功率アップ!

赤ちゃんにストローを吸う感覚を覚えさせたいなら、紙パックのジュースが便利です。砂糖や1パックの量の観点からは、月齢5ヶ月頃から与えられるベビー飲料がオススメです。

細いストローの方が吸いやすい子もいる

ストローマグの太いタイプの物が口に合わない赤ちゃんは、吸い口が細いストローが付属されている紙パック飲料を渡してみましょう。ベビー麦茶、果汁100%ジュースなどお好きなもので構いません。

大人が紙パックを押して飲み物を口に入れてあげる

紙パックのジュースを飲ませる際には、大人が紙パックの底を抑えて赤ちゃんにストローをくわえさせます。吸う様子がない場合はパックのお腹を押してジュースを口に運んであげましょう。あまり勢いよく押すとダイレクトにのどに入ってむせてしまったり、大量のジュースを口からダラダラこぼすことになりますので、赤ちゃんの口の中で止まるくらいの量になるように力加減は弱めが基本です!

ストローマグを使わない子もいる!成長に合わせて気長に練習しよう

コップを使いこなす赤ちゃん

赤ちゃんすべてが同じ時期にストローを使えるとは限らない!

赤ちゃんの成長過程で人気があるアイテム・ストローマグですが、すべての赤ちゃんがストローマグを使えるとは限りません。また使う時期も他の赤ちゃんとは全く違う可能性もあるので「よその子はみんなストローマグを使ってるのに!」と親御さんが焦る必要は全然ありません。

いきなりコップから飲める子もいる

一般的には「おっぱい→哺乳瓶の乳首→スパウト→ストロー」という段階を踏んで、赤ちゃんが自分で飲み物を吸ったり飲んだりするプロセスと思われています。しかし、赤ちゃんによっては順番が変わっていきなりコップを自分で持って飲み物を飲めてしまう子もいるのです。家ではストローを使って飲むことができなかった赤ちゃんも、保育園などでいきなり覚えて帰ってくることも多々あります。

赤ちゃんはいつからコップを使う?初めての簡単練習方法
赤ちゃんはいつからコップを使う?初めての簡単練習方法
赤ちゃんがコップを使うのはいつから始めるべきか…初めてコップを使う際に知っておきたいコツ・赤ちゃんの成長や好みに合わせた練習方法で、上手にコップを使って飲み物を飲めるようにサポートしてあげましょう!

大人は赤ちゃんの好みやペースに合わせることが大前提!

親御さんは同月齢の赤ちゃんの成長が気になってしまうもの。しかし、赤ちゃんにも成長のペースや個性・性格・好みがあるため、必ずしも他の赤ちゃんと同じような段階を踏むわけではありません。「他の子はできるのに!」と焦らずにのんびりと構えて新しいことにチャレンジさせてあげましょう。

みんなはどんなストローマグを使ってる?お店での選び方

ストローマグに噛みつく赤ちゃん

ストローマグを選ぶ際には以下のようなポイントに気を付け、赤ちゃんの手が伸びてくるような可愛い&カラフルなデザインの商品を選んであげましょう。

吸い口・ストローの太さ

物によって若干ストローの太さが違うので、「これならイケるかな」というものをチョイス。「乳首」や「スパウト」の付け替えもついているものがおすすめです。

ストローマグのサイズ感・重さ・持ちやすさ

ストローマグは持ち運ぶことも多いので、マグを手にしたときに「軽い!」と思えるものがベストですし、ハンドル(取っ手)を赤ちゃんが持ちやすそうかどうかもポイントです。赤ちゃんに持たせても嫌がられないような大き過ぎないものが良いでしょう。

飲み物がこぼれない仕組み

キャップをしたときの閉り具合なども厳しくチェック!出掛け先で中身がこぼれてこないような作りの物が理想です。

洗浄方法が家族に適しているか

ストローマグは一般的なプラスチックタイプと、水筒のように持ち運びに便利な真空断熱材の2種類に分けられ、商品によって洗浄可能方法も異なります。親御さんによってベビー用品の洗い方などが違うので、自分たちの生活に適した洗浄方法ができるものを選びましょう。

ストローマグはいつまで使える?卒業時期はコップ飲みができるかどうか!

ストローマグをいつまで使うかは、「コップ飲み」がいつできるかに左右されます。コップの縁に口を付けて飲む通称「コップ飲み」は、だいたい2歳頃までにマスターする子が多いので、そうなるとストローで飲むストローマグのような育児グッズは不要となります。ストローマグは、ストローの部分を洗うのが面倒という親御さんも多いです。

購入の際には、だいたい1年間ほど使用すると考えると失敗しづらいはずです。ただし、外出時にこぼれなくて便利、汚す心配がないということで、コップ飲みができるようになってからもストローマグを使い続けるご家庭もあります。

焦りは禁物!赤ちゃんの成長に合わせてストローマグにチャレンジしよう

赤ちゃんによってなかなかストローマグを上手に使いこなせない子もいますが、親御さんは「いつか吸えるようになるさ♪」くらい気楽に構えておきましょう。子供の成長に「絶対!」はあり得ないので、「ストローマグが使えなきゃ問題だ!」なんて思ってはいけません。赤ちゃんのペース・好みに合わせた飲み物の飲み方を一緒に探っていきましょう。