赤ちゃんの洗濯と柔軟剤

赤ちゃん衣料は柔軟剤が必要?肌に優しい洗濯という選択

赤ちゃん衣類に柔軟剤は必要か成分に肌荒れはしないか、柔軟剤の役割とデリケートな肌への影響を探ります。柔軟剤なしで衣類をふんわり仕上げる技、どうしても衣類のごわつきが気になるときの赤ちゃんにも使える柔軟剤の選び方、試してみたい手作り柔軟剤の作り方など楽しいお洗濯アイディアをご紹介。

赤ちゃん衣料は柔軟剤が必要?肌に優しい洗濯という選択

赤ちゃん肌に柔軟剤は影響するの?「肌に良くない」と言われる理由

赤ちゃんの衣類に柔軟剤は使ってもいいのでしょうか?洗濯洗剤は、いくら刺激が強い成分が含まれていたとしても、その大半はすすぎの段階で落ちると言われています。すすぎ残しさえなければ、洗濯洗剤を使った衣類が赤ちゃんの敏感な肌に触れても大きな問題は起きにくいと考えられますよね。

ですが、すすいだあとの洗濯物にしみこませて使う『柔軟剤』は、柔軟成分をあえて衣類に残すことになるために柔軟成分も肌に触れてしまいやすいのです。

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衣類をふんわり肌当たり柔らかく仕上げる柔軟剤ですが、どのような成分が含まれているか赤ちゃんがいるご家庭ではしっかりと吟味する必要があります。柔軟剤の成分や効果、肌に与える影響などについて探っていきましょう。

ふhわふわにするだけじゃない!柔軟剤の効果

柔軟剤の便利さを伝えるアヒル

一般的に、お洗濯の仕上げに必ずといっていいほど使う柔軟剤ですが、当たり前のように使っている柔軟剤にはどのような効果があるのでしょうか?
柔軟剤にはその名の通り、衣類やタオルなどの「洗濯物を柔らかく仕上げる効果」があります。ですが、実は柔軟剤で得られる効果は「洗濯物を柔らかく仕上げる効果」だけではないのです。

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静電気を抑える

柔軟剤で生地の滑りがよくなると肌と衣類、衣類と衣類の摩擦が起こりにくくなり、静電気の発生を防ぐことができます。
一年でも冬場は特に静電気による不快感を味わいやすい季節。柔軟剤を使って衣服に帯電しがちな静電気の発生を防げたなら、気持ちよく冬を過ごせますね。

ほこりや花粉から衣類を守る

柔軟剤で生地の滑りが良くなると、ほこりや花粉などのアレルゲンの衣服への付着も抑えられます。
アレルギー体質は必ずしも遺伝するわけではありませんが、両親がアレルギーなら発症率は上がります。なんらかのアレルギーを持つ赤ちゃんも少なくなく、赤ちゃんの服やお母さん・お父さんの服、寝具やタオルなどに花粉がつかないために、柔軟剤を利用できたら良いですよね。

生地が傷むのを防ぎ、衣類を長持ちさせる

柔軟剤が生地を柔らかくすることはよく知られていますが、生地が柔らかくなることで服の摩擦を防ぎ、衣類を長持ちさせる効果も期待できるのです。

こすれによる傷みを防ぐ

柔軟剤で生地の滑りが良くなると、生地同士がこすれるの負担が減るため服の傷みのリスクも減らせます。特に脇の下や袖口の辺りなど、1日に何十回~何百回もこすれる部分は、布地が傷みやすくなっています。柔軟剤の仕様は服や寝具を長持ちさせることにもつながります。

お洗濯による傷みを防ぐ

また、洗濯を何度も繰り返すことによっても、繊維が細くなったり毛羽立ったりして布自体が薄くなったり、毛玉ができたり、傷つきごわごわした感触になったり、見た目も古びてしまいますよね。
柔軟剤を使うタイミングもあるものの、お洗濯中の摩擦を柔軟剤で防ぐことも可能。

柔軟剤を使用した洗濯物は、繊維がふんわりとして仕上がりはごわごわした感触がなく、見た目も長持ちするのです。

香りを良くする

多くの柔軟剤には、香り成分が入っています。最近では、柔軟効果よりも香りで柔軟剤を選ぶ人も少なくありません。
洗濯物は洗濯槽のにおいやお部屋のにおい、生乾きのにおいがつきやすく気になってしまいますが、良い香りに包まれていると気分が上がるだけでなくリラックス効果も期待できます。ただし化学香料の強い香りによってでニオイを打ち消している事実は忘れがちです。

柔軟剤で洗濯物が柔らかくなる原理

ふわふわのタオルに喜ぶ赤ちゃん

ドラッグストアやスーパーマーケットで販売されている一般的な柔軟剤には、『陽イオン界面活性剤(カチオン界面活性剤)』と呼ばれる成分が入っています。もちろん目視はできませんが、『陽イオン界面活性剤』はマッチ棒のような形をしていて、丸いプラスの親水基と軸部分の親油基から成り立っています。

一方、繊維の表面は水の中ではマイナスの電気を帯びています。このマイナスの部分にプラスの電気を帯びている『陽イオン界面活性剤』の親水基が結び付き、親油基の軸が繊維全体を覆うような形になるのです。

親油基に覆われることで、衣類の繊維に生じる静電気を外に逃がしたり、滑りの良い手触りにしたりするなどの柔軟剤ならではの効果を発揮しています。

柔軟剤の効果はわかった!赤ちゃんの肌・アトピー肌への柔軟剤の影響は?

赤ちゃんの敏感な肌や刺激を感じやすいアトピー性皮膚炎の肌へは、柔軟剤はどのような影響があるでしょうか?

吸水性が悪くなり、汗などを吸いにくくなる

柔軟剤を使ってお洗濯の仕上げを行うと、先ほどの原理により生地全体に薄い油膜を張るため、デメリットとして柔軟剤を使用しないときと比べると吸水性が悪くなってしまう面(最近では、吸水性にこだわった柔軟剤も販売されています)もあります。

汗を吸わないとなぜ問題?柔軟剤が赤ちゃんの肌に良くないのはなぜ

柔軟剤により生地の吸水性が悪くなって、肌着やタオルが赤ちゃんの汗を吸ってくれない…これはアトピー肌に良くありません。アトピー肌は汗すらも刺激となる敏感な肌。皮膚に汗が残ってしまうことになり、アトピー症状を悪化させてしまいかねません。

また、タオルの場合はとくに吸水性が悪いと、肌の水分を拭き取るときについタオルで皮膚をこすってしまうことになります。アトピー性皮膚炎の肌や赤ちゃんの肌、敏感肌は、皮膚をこすることも刺激となるため、やはり結果的に症状を悪化させてしまいかねません。

柔軟成分自体も肌のかゆみや湿疹の原因になる

敏感肌やアトピー性皮膚炎を持たないと、柔軟剤に含まれる『陽イオン界面活性剤』は強い刺激とはなりませんが、肌が弱いと『陽イオン界面活性剤』が強い刺激となり、肌のかゆみを増加させ、湿疹症状を悪化させる原因になります。

また、柔軟剤には香りを良くするための成分が配合されていますが、ほとんどの柔軟剤では合成香料が使用されており、天然精油入りを謳っている柔軟剤でも、天然精油はごくわずかで大部分が合成香料となっています。この合成香料がかゆみや肌荒れ、湿疹の原因になることもありますので、特に肌が敏感な方やアトピー性皮膚炎の方は注意が必要となります。

衣類の刺激で赤ちゃんが乾燥肌に?皮膚科医はどう考えているのか

お医者さんが大好きな赤ちゃん

乳児を診療することの多い皮膚科医や小児科医の中には、近年乾燥肌の赤ちゃんが増えてきていると考え、衣服の刺激が肌の乾燥に影響していると指摘しています。

そして、残念なことに、スキンケアに熱心なママでも、こと乳児の皮膚の乾燥に気付いていないことも珍しくありません。言葉で訴えることのできない赤ちゃんも皮膚の乾燥による刺激はつらいはず。衣服の刺激が少しでも軽減するように、柔軟剤の成分に注意し、肌着が赤ちゃんの皮膚を守るものとなるようにしていきたいものです。

赤ちゃんに柔軟剤を使うときに気を付けたいこと

衣服による摩擦などの肌への刺激によって、赤ちゃんのデリケートなお肌はダメージを受け乾燥してしまいます。肌が乾燥すると、些細な刺激がさらなる刺激となる悪循環に陥り、湿疹やかゆみを引き起こす原因になるので、衣服は低刺激である必要がありますね。

摩擦による刺激を少なくするために柔軟剤を使用して手触りを良くはできますが、逆に柔軟剤に含まれている陽イオン界面活性剤や合成香料が、肌に直接触れて刺激となってしまいます。つまり、柔軟剤を使用するときは充分な注意が必要になるのです。

赤ちゃんの肌やアトピー肌に使う柔軟剤は成分をチェック

柔軟剤が使われたふわふわタオル

柔軟剤をまったく使用しないで洗濯すると、大人でもごわごわした感触が気になりますが、繊細な赤ちゃんなら衣類のごわつきをもっと不快に感じるかも。赤ちゃんの布製品のごわつきが気になる、少量でも柔軟剤を使用したいのなら、せめて界面活性剤不使用の「赤ちゃんにも使用できる柔軟剤」を選びましょう

柔軟剤はいつから?まずは赤ちゃん専用の柔軟剤からスタート!

赤ちゃんの衣料にいつから柔軟剤を使うべきかメーカーは特に指定していませんが、P&G社の「ふんわりさらさ」やピジョン社の「ベビーソフター無香料」などは、赤ちゃんや敏感肌さん専用の柔軟剤として販売されています。月齢の記載こそないものの蛍光剤・漂白剤・着色料無添加ですし、赤ちゃんの肌着の洗濯を意識した商品ですので吸収性の高さにもこだわっているはず。まずはこうした赤ちゃん専用の柔軟剤からスタートするのがおすすめです。

新生児のうちは赤ちゃんと大人の洗濯物は分ける方が多いでしょうから、まずは赤ちゃん専用の洗濯洗剤で衣類を洗う。2週~1ヶ月ほど続けてみて湿疹などのトラブルがないようなら、赤ちゃん専用の柔軟剤を入れるなど段階を踏んでいきましょう。赤ちゃんの肌質を探りつつ低刺激のものから試すことを心がけてください。

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肌にやさしい手作り柔軟剤を作ってみよう

「赤ちゃん用の柔軟剤は界面活性剤は使用されてはいないけれど、界面活性剤以外の他の合成成分が気になってしまう・・・」というお母さんやお父さんには、柔軟剤を手作りしてみては?
自分で工程や材料がわかるので安心ですし、とことんこだわることができますね。好みの天然精油を入れれば、自分好みにアレンジだって可能です。

手作り柔軟剤は、すすぎのときに30mlほど入れて使いましょう。

手作り柔軟剤の材料

  • 300ml以上入るドレッシング用プラスティック容器…100円均一や雑貨屋さんで入手!
  • 精製水170ml…ドラッグストアで入手可能!
  • 植物性グリセリン30ml…ドラッグストアで入手可能!
  • クエン酸30ml…ドラッグストアで入手可能!
  • 好きな精油20滴…香りが不要な方は、入れなくてもOK

手作り柔軟剤の作り方

  1. 精製水・植物性グリセリン・クエン酸・精油を全て、ドレッシング用のプラスティック容器に入れます。
  2. 蓋を閉めて、よく振ります。
  3. できあがり

香りが飛びやすいので、2週間以内に使い切れる量に調整していきましょう。入れやすく注ぎやすい容器を100均などで購入すると便利です。

赤ちゃんの肌を守る柔軟剤の使い方

良い香りにうっとりするママ

赤ちゃんの肌を守るお洗濯の方法としては、柔軟剤は少なめに使うのが基本。
赤ちゃん用の柔軟剤や手作り柔軟剤を使用するのも良いですが、一般の柔軟剤を2分の1~3分の1の量だけ使用するのも、肌への刺激を軽減する方法です。

一般の柔軟剤を購入するときは、なるべく香りが強すぎないものを選ぶのもポイント。強すぎる化学香料は嗅覚を鈍磨させる可能性があるだけでなく、慢性的な頭痛を引き起こす原因にもなります。

柔軟剤を使わないで赤ちゃんの服を柔らかく保つお洗濯のコツ

柔軟剤のふんわり感はなくとも、柔軟剤を使わないでもごわつきを抑え布製品本来の柔らかさを引き出すお洗濯方法はあります。赤ちゃんの肌に直接触れる肌着やタオル、寝具を柔らかく気持ちよく洗濯する技も集めてみました。

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【洗濯せっけん】を選ぶ

洗濯機に柔軟剤を入れるママ

合成の洗濯洗剤を使うと、どうしても生地がごわごわした感じに仕上がってしまいやすいのですが、天然の洗濯せっけんは合成洗剤と比較するとごわつき感は幾分軽減されます。

洗濯せっけんは正しく使わないと効果半減!肌の状態によって使い分けて!

「合成洗剤はどんな成分が入っているか不安・・・」「服を口に入れることもあるので、安全性にはこだわりたい」という方は、洗濯せっけんは安心な選択肢。
ただし、粉末タイプは溶け残りが発生しやすい、石鹸カスが残りやすくすすぎの回数を減らせないというデメリットがあります。液体タイプの洗濯せっけんは強力な汚れには向かないものも。また、すすぎ残しによる石鹸成分の残留は黄ばみの原因にもなります。

時間的にも労力的にもすすぎの手間が苦になるときには、「合成洗剤を使用してしっかりすすぐ」という方法を選ぶのも悪くありません。
ただし、合成洗剤に含まれる『合成界面活性剤』にアレルギー症状がでる方も。その場合は、やはり面倒でも洗濯せっけんの使用がいいですね。赤ちゃんの肌の状態や家族の肌の状態・アレルギーなどによって、洗濯物のよごれによって洗剤を使い分けてみても良いでしょう。

柔軟剤代わりにクエン酸を使う

どうしてもごわつきが気になるときは、石鹸成分や洗剤のアルカリ成分を中和する『クエン酸』をすすぎが終わったタイミングで投入すると、生地本来が持つ柔らかさに仕上げられます。
また、クエン酸は汚れ落とし効果はないものの、アンモニア臭の消臭には力を発揮してくれるため、赤ちゃん衣類のお洗濯にはおすすめ。

クエン酸は、洗濯槽の水30L当たり約1g(小さじ3分の1)が適量です。クエン酸投入後は、新しく注水してすすぎをする必要はありません。

洗濯後の干し方を工夫

お天気が良い日の洗濯物

洗濯物の仕上がりは洗濯洗剤や柔軟剤の種類・使用に限らず、実は干し方にも影響されます。干し方をひと工夫しても、洗濯物をふんわりと仕上げてみましょう。

干す前にバサバサと振って繊維に空気を含ませる

洗濯物を干す前に、繊維をほぐすように手で大きくバサバサと振ってみましょう。たったこれだけで、衣類をふんわりと仕上げられます。

水分を含んだ状態の洗濯物をバサバサと大きく振ると、ぺたらやっとした繊維に空気が入り込み、ふんわりと空気を含んだ状態で乾いてくれます。繊維がペタッとしたまま乾いた衣類とは歴然の差!
特に繊維がループを作ったタオルには効果が絶大ですので、ぜひ試してみてくださいね。

陰干しして優しく乾かす

陰干しすると言うと、「しっかりと乾かないのではないか」「生地がべったりとしてしまうのではないか」と考えてしまうかもしれませんが、日差しが強い夏の日などは、直射日光で乾燥させると水分が一気に蒸発して洗濯物がパリパリに乾いてしまいます。
あんまり日差しが強い日は、敢えて直射日光に当てずに陰干ししたほうが、洗濯物をふんわりと柔らかく乾燥させることができるのです。

しかし、直射日光は雑菌の繁殖を抑えるので洗濯物の消臭効果があるのも事実。それはそれで捨てがたいので、ふんわりと仕上がるのとどちらが良いのかは、お好みで選んでくださいね。

赤ちゃん専用の柔軟剤はいつまで?お洗濯に大人の柔軟剤を使う時期

大人が利用している一般的な柔軟剤は、赤ちゃんにはいつから使うのが好ましいのでしょうか?赤ちゃんの肌質や各家庭の判断によりますが、おおよそ1歳頃になると赤ちゃんは生まれた時に比べて皮膚も強くなります。アトピーなどの肌トラブルがあまりないのなら、この頃を切り替え時期、洗濯物を分けて洗うのをやめて、一緒の洗剤・柔軟剤にしても良いでしょう。

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ただし、柔軟剤に入っている合成香料は皮膚へ刺激を与えるだけでなく、嗅覚に影響することもあります。大人でも毎日のように強い香りをかいでいると感覚が麻痺してしまいますし、柔軟剤の香りの影響で頭痛を感じる人もいるため、小さいうちは強すぎる香りの柔軟剤の使用は避けることも大切です。

柔軟性分の肌への影響も赤ちゃんの皮膚の強さや耐性などにもよるので一概には言えないのですが、まずは赤ちゃんの肌の健康が安定していることが大前提。そして規定量の3分の1~2分の1くらいの量から試してみましょう。肌に問題ないようなら徐々に増やしていってもOKですが、たくさん使えば良いというものでもないので少なめ少なめで使うようにしましょう。