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赤ちゃんがつかまり立ちする時期

赤ちゃんのつかまり立ちはいつ?早い子・遅い子の見守り方

赤ちゃんのつかまり立ち、腕の力を使っているといっても、一人で立ち上がったことにママたちは大感激!だけど、つかまり立ちが遅いと発達が不安、早いと身体が不安定で転倒で頭をぶつけて心配という複雑な親心。つかまり立ちの期や転倒によるケガ対策、遊びとして楽しめる練習方法を紹介します。

赤ちゃんのつかまり立ちはいつ?早い子・遅い子の見守り方

つかまり立ちに感激!遅くても・早くても心配な親心

赤ちゃんの成長過程の1つにつかまり立ちがあります。つかまり立ちとは、赤ちゃん自身の意思で何かにつかまって立てていることを指します。
手で体を支えているとはいえ、つい数ヶ月前まで寝てばかりだった赤ちゃんが自分の力で立ち上がれるなんて、ママやパパの感激は大きいでしょう。

しかし、赤ちゃんの成長には個人差があることはわかっていても、遅いと「まだかな?」と焦ることもありますよね。また、つかまり立ちの場合、挑戦してすぐの頃は不安定で体がフラフラしているため、早くから赤ちゃんがつかまり立ちに挑戦すると、「がんばりすぎじゃ…。危なくない?」と今度は心配になってきます。寝返りやハイハイと違い、遅くても、早くても心配になるのがつかまり立ちを見守る親心といえそうです。

つかまり立ちができる時期やしない場合の練習方法、つかまり立ちのチャレンジ期に注意することを紹介します。ママの心の準備に役立ててくださいね!

つかまり立ちはいつからできる?一般的な挑戦・成功時期

つかまり立ちに成功してママに褒めてもらいたい赤ちゃん

寝返りやおすわり、ハイハイなど赤ちゃんはたくさんの発達過程がありますが、そのどれもが赤ちゃんの運動機能を高めるために必要なものです。特にハイハイは、大人でも良い運動をした気持ちになるくらいのハードな全身運動。赤ちゃんはたくさんハイハイをすることで身体能力が発達します。

一般的には生後7ヶ月~8ヶ月から練習開始

生後7~8ヶ月前後はハイハイやズリハイで足腰を使い、手や腕にもしっかりと筋力がついてくる頃です。ハイハイの姿勢からつかまり立ちに挑戦する赤ちゃんの姿が多く見られます。すぐにつかまり立ちに成功する赤ちゃんもいますが、なかなかコツがつかめず、手や脚の力が途中で抜けてふにゃりと腰が落ちてしまう子もいます。

生後6ヶ月前後でできる子も!ハイハイ嫌いは心配いらない

テレビに夢中でつかまり立ちをした赤ちゃん

生後6ヶ月前後につかまり立ちに挑戦し、すぐに成功する子もいます。もともと手脚や腕の力が強く、発達が早いのでしょう。ハイハイでは届かない高さの物に触ろうとして、思いがけずつかまり立ちが成功することがあります。

赤ちゃんの発達には個人差があるのは知られている通りですが、好きな運動にも個性があります。多くの赤ちゃんはハイハイからつかまり立ちに移行しますが、ハイハイがあまり好きじゃない子もいます。赤ちゃんがハイハイの練習をほとんどせず、ズリバイやお座りの姿勢から熱心につかまり立ちに挑戦することも珍しくありません。
ハイハイをさせないと発達に良くないのでは?と思いますが、赤ちゃんがつかまり立ちに成功したらなら運動機能は十分に発達しているので問題ありません。また、つかまり立ちや伝い歩きができるようになってから、改めてハイハイを始める子もいますので、発達の順番は気にしなくて大丈夫です。

赤ちゃんの体は頭が重く、バランスが悪いです。
つかまり立ちを始めたばかりの頃は、力の入れ方にも慣れていないため転倒の危険大!ケガや事故の防止対策はしっかり行いましょう。

生後10ヶ月で8割の赤ちゃんが成功!遅い子にもメリットあり!

お兄ちゃんにつかまりたっちに成功した赤ちゃん

厚生労働省の調査によると、つかまり立ちは生後7~8ヶ月で33.6%の赤ちゃんができる様になり、生後8~9ヶ月で57.4%の半数以上、生後9~10ヶ月で80.5%と多くの赤ちゃんができるようになってきます。この調査における「つかまり立ちができる状態」とは、自分で手をつき、ひとりで立ち上がれることを指しています。

生後10ヶ月を超えてもできない、挑戦すらしないという状況だと周囲の赤ちゃんと比較して不安になるママも多いでしょう。
ですが、生後10ヶ月以降につかまり立ちに挑戦した赤ちゃんはハイハイで十分に筋肉や身体能力が鍛えられているため、初めから安定したつかまり立ちのできる子が多いのが特徴です。つかまり立ちは遅かったのに、すぐに一人で歩き出したという子も少なくありません。今は他の子に比べて遅れているように思えても、1ヶ月後は分からないのがこの時期の赤ちゃんの成長です。

1歳の誕生日を迎えるまでには90%以上の赤ちゃんがつかまり立ちができるようになります。もう少し様子をみても大丈夫でしょう。

ハイハイはいつから?赤ちゃんのやる気を引き出す練習と環境
ハイハイはいつから?赤ちゃんのやる気を引き出す練習と環境
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つかまり立ちが「できない」&「できるけどしない」原因

「そのうちできる」と思っていても、赤ちゃんが一向につかまり立ちに挑戦する気配すらないと不安になりますよね。赤ちゃんがつかまり立ちをできないのは、運動機能が十分に発達していない可能性が考えられます。しかし、中には運動機能は十分なのに、あえて挑戦「しない」子もいます。
つかまり立ちをできない、しない原因を紹介します。

原因1:身体能力・運動機能が十分に発達していない

立ったまま歯磨きをする男の子

つかまり立ちは腕や足腰に十分な筋力がつき、運動機能が整うことで、はじめて成功します。赤ちゃんは身体の準備が整えっていない状況では、つかまり立ちに挑戦しません。

赤ちゃんの体は日々成長をしています。今日できなかったことが明日できるようになることも珍しくありません。つかまり立ちを突然はじめる可能性だってあるのです。

10ヶ月検診や1歳検診でつかまり立ちに関しては、専門医にチェックされるはずです。どうしても心配ですぐに見てほしい場合は、小児科や支援センターに相談しましょう。

原因2:身近につかまる物がない

公園の滑り台でつかまり立ちを披露する赤ちゃん

赤ちゃんがハイハイを始めると事故防止のためにテーブルや棚の配置を変え、部屋から撤去してしまう家庭も少なくありません。赤ちゃんのケガ防止のためには大切なことですが、つかまり立ちに挑戦できるスペースは残してあげましょう。

赤ちゃんによってはわずかな段差でもつかまり立ちに挑戦しますが、そもそも「つかまって立とう!」という発想にならないこともあります。安定性の高いテーブルなどでつかまり立ちを促してあげましょう。

原因3:お座りやハイハイが好き

歩行器で歩く練習をする赤ちゃん

ハイハイが楽しいのでつかまり立ちになかなか挑戦しない子、つかまり立ちに挑戦し成功したけれどハイハイの方が素早く動けるので結局あまりつかまり立ちしない子など、赤ちゃんにも個性があります。

ハイハイは全身運動ですので、たっちやあんよに必要な筋肉やバランス感覚を身に着けることは可能です。運動能力に問題がなさそうなら、しばらくはハイハイブームに付き合ってあげても問題ないでしょう。

赤ちゃんの中には活発に動き回るより、座ってオモチャを触るような静かな遊びを好む子もいます。ジッとしているのは悪いことではなく、この時間に赤ちゃんは集中力が鍛えられています。


時間が経てばつかまり立ちも自然にできるようになりますので、集中して遊んでいる赤ちゃんの邪魔をしてまで練習させる必要はありません。

つかまり立ちの練習はしてもいい?

赤ちゃんが嫌がらなければ、ママやパパとの遊びの1つとしてつかまり立ちの練習を取りいれてもいいでしょう。ママも一緒に楽しむ気持ち、笑顔を忘れないでくださいね。

つかまり立ちの練習はいつからOK?楽しい練習方法

お座りからたっちに挑戦する赤ちゃん

つかまり立ちの練習をするためには、赤ちゃんの両手が物をしっかり握れるかを確認する必要があります。丸めたタオルやハンカチをギュッと握れているようであれば練習をスタートさせて大丈夫です。
月齢の目安としては、生後9ヶ月頃になると両手に力を入れて握れる赤ちゃんが多くなります。

ただし、嫌がって泣くようであれば赤ちゃんがつかまり立ちをしたいと思っていないので、無理にやらせる必要はありません。機嫌や様子を見ながら少しずつ取り入れてみましょう。

赤ちゃんのつかまり立ち練習方法

1.赤ちゃんの両手がしっかりと乗せられるローテーブルや棚を用意しましょう。
2.その上に赤ちゃんをしっかりと支えながら手をつかせてあげます。
3.「何が見える?」など声をかけ、手をついて立ち上がると見えるものが変わることを教えてあげましょう。
4.赤ちゃんが立ち上がることに興味を持ったらオモチャなどを手が届きそうで届かない位置に置いて見守りましょう。

テーブルの上に触ると音の鳴るオモチャや鍵盤の付いたテーブルなど赤ちゃんの好奇心を刺激するオモチャを使うと、赤ちゃん自身が「立ちたい」と思うようになってくれますので一度試してみてはいかがでしょうか。

赤ちゃんは真似っこ大好き!つかまり立ちを自然に促す方法

むちむちの弟が大好きなお兄ちゃん

赤ちゃんの多くは自然とつかまり立ちを始めますが、中には「つかまり立ちをする」という発想がない子もいます。しかし、赤ちゃんは見ることで学習し、真似することがとても得意です。

「そろそろ始める頃かな?」と思ったら、同世代の赤ちゃんのいる保育施設や支援センターに連れて行ってあげましょう。つかまり立ちをしているお友達の様子を見て、真似して自分も挑戦するかもしれません。おでかけが難しい場合は、ネットで動画を見せるのもおすすめです。

つかまり立ち期の転倒・事故対策

つかまり立ちを始めると見える範囲が広がり、赤ちゃんの好奇心はますます旺盛に。しかし、頭の重い赤ちゃんの身体はまだまだ不安定。だいぶつかまり立ちも板についてきたなと思ったそばからテーブルに頭をぶつけたり、後ろに倒れたり、なぜか自分で両手を大きく広げて見せたり…油断できません!

ビックリして泣くくらいの転倒ならいいですが、大きなケガや事故は阻止する必要があります。つかり立ち期の安全対策をまとめました。

家具の角はクッション性のあるカバーをつける

ママを見つめて笑顔になる赤ちゃん

何が危険か分からない赤ちゃんは、興味を惹かれるものがあると、それに向かってまっしぐらになる傾向があります。テーブルに乗り上げて手を伸ばしたり、つたい歩きをしようとした結果、バランスを崩したり、躓いて転倒することは少なくありません。

転倒した際に頭や顔、顎をテーブルにぶつけるとかなりの衝撃です。また、家具の角に頭をぶつけてしまうと出血の恐れもあります。
家具の角にはコーナーガードをはめておきましょう。また、転倒の衝撃を和らげるために、床にはプレイマットを敷くことをおすすめします。

赤ちゃんがソファーにいるときは目を離さない

公園のベンチにつかまりたっちをする赤ちゃん

大人にとっては低い段差も赤ちゃんにとっては危険です。寝返り期からソファーからの転落には気を付ける必要がありますが、つかまり立ち期も同じように目を離さないでください。
ソファーの背もたれでつかまり立ちをしようとして、床に落下する危険があります。

柵の低いベビーベッドは卒業。踏み台になるおもちゃもNG

赤ちゃんはベビーベッドの柵に手をかけ、つかまり立ちすることが可能です。赤ちゃんが乗り越えてしまうような柵の低いベッドは、つかまり立ちができる頃には卒業しましょう。
また、柵が高いベビーベッドであっても、お尻ふきケースや高さのあるおもちゃやぬいぐるみを置いていると、赤ちゃんが踏み台として利用してしまいます。ベッドの中に不要なものは置かないことを徹底してください。

赤ちゃんが柵を揺らしているうちに留め具が緩んだり、破損する可能性もあります。定期的に点検を行い、特に兄弟数人で使用したもの、リサイクルショップ等で購入したベッドは注意が必要です。

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もう手が届く!?誤飲や火傷に注意

赤ちゃんのつかまり立ちの練習に付き合うママ

赤ちゃんは、興味を持ったものを口に入れて確認します。つかまり立ちができるようになったら「高さがあるから大丈夫」と安易に考えると危険です。
大切なものや危険なもの、たばこはローテーブルや低い位置の引き出しには置かないようにしましょう。ママが一息つこうと、ローテーブルの上に温かい飲み物を置いた結果、やけどの事故が起こったケースもあります。

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つかまり立ちができたら購入!赤ちゃんのはじめての靴選び

電車が大好きな歩き始めの赤ちゃん

つかまり立ちができるようになったら、そろそろ赤ちゃんにはじめての靴であるファーストシューズを買ってあげたいと思うママもいるでしょう。
おでかけが多い人は、赤ちゃんが動きたくなった時に靴を履いていると抵抗なく地面におろしてあげられますし、寒冷地では防寒として靴を履かせることもありえますよね。

つかまり立ちの時期での購入は気が早すぎ!?

つかまり立ちをはじめたばかりの頃に靴を買うのは早すぎる!という意見もあります。
確かに、赤ちゃんの成長は早いので、つかまり立ちを始めたばかりの頃に買うと、いざ屋外で履かせようとしたときには小さくて履けないこともあります。

しかし、赤ちゃんによっては歩けるようになってから靴を履かせると、激しく抵抗する子もいます。「靴を履く」という行為に慣れさせるために、つかまり立ち期から履かせるのはありでしょう。室内で靴を履く文化の欧米では、つかまり立ち期にファーストシューズを履くことは一般的です。最初は底の柔らかいルームシューズで靴に慣れさせるのもおすすめです。

はじめての靴選び|サイズは足のサイズ+0.5cm

お兄ちゃんの真似をして手をあげる赤ちゃん

赤ちゃんは足の指をたくさん動かし、土踏まずの発達を促す必要があります。靴を履いていても指が自由に動かせるようつま先には0.5cm程度のスペースを残してあげましょう。
ただし、大きすぎる靴は歩きにくく、爪を痛める原因になるので「すぐに大きくなるから」と必要以上に大きいサイズを選ばないようにしましょう。

赤ちゃんの「見ててね」「できたよ!」の気持ちに応えてあげる

赤ちゃんがつかまり立ちを始めると「いよいよ歩いてくれるかな」と期待も高まります。確かにつかまり立ちが成功すればたっちやあんよはもうすぐです。でも、ここからどのくらいかかるかはその子しだい。
赤ちゃんが歩けない時期は子供の成長のほんの短い時間です。今だけの時間を一緒に楽しんでください。挑戦は暖かく見守り、成功したらたくさん褒めてあげる。痛い思いをして泣いちゃったら優しく慰めてあげる。「ママが見てくれている」という実感が赤ちゃんの自己肯定感を育み、心の支えになるはずです。