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赤ちゃんが泣くのを放置すると…

赤ちゃんが泣くのを放置するとどうなる?与える影響とは?

赤ちゃんが泣くのを放置していませんか?赤ちゃんは可愛いけれど、ギャン泣きが止まらないとつい放置してしまうこともあるでしょう。赤ちゃんが泣くのを放置してしまうと、赤ちゃんの身体的な発達に良くない影響を与えてしまう可能性があるので、普段から正しく対処する必要があります。

赤ちゃんが泣くのを放置するとどうなる?与える影響とは?

赤ちゃんが泣くのを放置したら…赤ちゃんに与える影響は?

赤ちゃんは言葉がしゃべれないので、うまく自分の気持ちを相手に伝えることが出来ません。そこで、意思表示のために必要となるのが「泣く」という手段です。赤ちゃんは、お腹が空いた、オムツが気持ち悪い、抱っこして欲しい、眠いなど、あらゆる感情や要求を泣くことで伝えているのです。

ママは赤ちゃんとのお世話に慣れてくると、たいがい赤ちゃんがなぜ泣いているのか分かるようになりますが、時にはどんな手段を尽くしても泣き止んでくれない場合もあります。最初のうちは必死になってあやしていても、泣き止まない我が子を前に言いようのない虚無感に襲われ、放置してしまうこともあるでしょう。

しかしながら、泣いている赤ちゃんを放置することは、あまり良いことではありません。赤ちゃんを放置することには、どのようなリスクがあるのでしょう?そこで、今回は赤ちゃんが泣くのを放置するリスクについて解説していきます。

ママが泣いている赤ちゃんを放置してしまう理由

泣くのを放置されている赤ちゃん

赤ちゃんが泣いていてもあやす気にならずに、ふと気づくと放置していた…という経験はありませんか?中には、「自分はなんてひどい母親なのだろう…」「子供を虐待しているのではないか?」と自己嫌悪に陥ってしまうママもいるでしょうが、決して自分自身を責めてはいけません。

泣いている赤ちゃんを放置してしまった経験は、子育て中のママなら誰でも一度はあるはず。赤ちゃんが泣いていたら、すぐにでも駆けつけてあげたいと思う反面、ママ達の心の中には次のような感情が湧き起こっているんです。

・「どうして泣いているのか理由がよく分からない」
・「いつも自分ばかりで、たまにはパパに面倒をみてほしい」
・「家事が忙しいからしょうがない」
・「泣き声を聞くと憂鬱になってあやす気にならない」
・「抱っこするのに疲れた」
・「どうせ抱いても泣き止まない」
・「抱き癖がつくからあまり抱かないよう姑から言われた」
・「放置したからって、別にどうってことないでしょ?」

特に、産後間もないママは、一時的に「マタニティブルー」と呼ばれる情緒不安定な状態になるほか、ホルモンバランスが変化することで「産後うつ」が起こりやすいため、完璧な母親になろうとすればするほど、自分では抱えきれないほどの強いストレスを感じてしまうのです。

赤ちゃんが泣いているのに気づき、どうにかして駆け寄らなければと頭では分かっているのですが、どうにもこうにも身体が言うことを聞いてくれない…産後のママにはそんなことはよくあることなのです。

泣いている赤ちゃんを放置するリスクとは?

ママを探している赤ちゃん

周囲の大人の無関心などが原因で、感情表現が乏しくなってしまう赤ちゃんのことを「サイレントベビー」と言います。

もしも、誰かに何かをしてほしくて一生懸命お願いをしているのに、周囲の人に無視されたらどんな気持ちになりますか?泣いている赤ちゃんを放置することは、同じ状況を作り出している可能性があるのです。実は、赤ちゃん身体は小さいけれども、きちんと状況を理解しています。

ママに何かを訴えたくて泣いているのに、それに答えてもらえずに無視されるという日々が続くと、赤ちゃんは「泣いたって誰もきてくれない」「泣くのは無駄なこと」と感じて、自分の感情を閉じ込めるようになります。その結果、赤ちゃんなら泣いて当たり前の状況でも泣かないサイレントベビーになってしまうのです。

また、放置以外にも、赤ちゃんとの大切なコミュニケーションやスキンシップの時間ともいえる授乳やオムツ替えの時に、スマホやテレビに夢中になって赤ちゃんに声をかけない、目線を合わせないという対応も要注意。赤ちゃんは、自分に関心を示さないママの行動をしっかり見ています。

知っておくべきサイレントベビーの5つの特徴

泣き疲れて寝ている赤ちゃんの手

一度、「もしかしたら、うちの子サイレントベビーかもしれない」と疑いはじめると、気になってしかたがないというママは多いことでしょう。赤ちゃんが泣くのを放置することでリスクが高まるサイレントベビーの特徴は次の通りです。ここで紹介する5つの項目についてチェックしてみましょう。

1.感情表現が乏しい

「オムツが濡れている」「お腹がすいている」「怖い思いをした」のような、明らかに通常の赤ちゃんが泣いてしまうような場面でもウンともスンとも言わない場合、感情表現が乏しいと判断されるサイレントベビーの可能性が高くなります。

とはいえ、大人しい赤ちゃんや泣き虫の赤ちゃん、笑い上戸の赤ちゃん等がいるように、感情の表現のしかたには個人差があるため、泣かないからといって過敏に反応せず、長い目で見守る必要があります。

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2.生後3ヶ月を過ぎても笑わない

生まれたばかりの赤ちゃんが無意識に微笑む「生理的微笑」に対して、生後3ヶ月をすぎた頃になるとあやすと笑う「社会的微笑(あやし笑い)」を始めますが、サイレントベビーは周囲の状況に無関心になっている可能性が高く、あやしても笑わない場合があります。

うちの子笑わないかも…と感じたら、赤ちゃんが笑ってくれるように、普段から声かけやアイコンタクトを積極的に行う、笑いかけるなどして、赤ちゃんの笑顔を引き出すことを心がけましょう。

3.喃語が出てこない

一般的に赤ちゃんは、2~3ヶ月から始まる「あー」や「うー」のようなクーイングを経て、生後4~6ヶ月くらいになると、「あーうー」や「だーだー」のような言葉の始まりとなる喃語(なんご)を話すようになります。

ところが、感情表現が乏しいサイレントベビーには、このような反応が見られません。声を出さないという状況が、まさにサイレントベビー(静かな赤ちゃん)と呼ばれる所以なのです。

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4.周囲に関心を示さない

サイレントベビーは、泣いたり笑ったりしてもママに相手にされないことが分かっているので、徐々に周囲に対して興味を持たなくなることから、生後2~3ヶ月頃からみられるような、自分の手足に興味を持ち、手足をバタバタしてり、自分の手を見つめるハンドリガードなどが見られない場合があります。

ほかの赤ちゃんのように体を頻繁に動かすこともなく、じっとしていることが多いため、極端に動作が少ないと感じる場合は、普段の行動を観察しているといいでしょう。

5.1人でいても平気

一般的に赤ちゃんは、自分の世話をしてくれる親を覚えると、「泣いて意思を伝える」「目でママの姿を追う」「後追いをする」など、本能的にさまざまな愛着行動を行うのに対して、サイレントベビーは、1人にされても不安を感じて泣いたり、ママを探したりするような行動がみられません。(注1)

人見知りが始まる頃は、ママから引き離されると泣いてしまうのが普通ですが、「愛着」と呼ばれるママとの間に生まれる心の絆が形成されていない赤ちゃんの中には、ママと分離されても泣かない子もいます。

ここで紹介した5つの項目に当てはまるからといって、必ずしもサイレントベビーであるというわけではありません。ただし、これらの行動が気になる場合は、かかりつけ医や子育て支援センターなどに相談して、何らかの対処を行うことも大切です。

サイレントベビーがそのまま成長するとどうなるの?

麦わら帽子で散歩する女の子

実は、サイレントベビーになることで、赤ちゃんの心身の発達に何らかの悪影響を及ぼすことが、医学的に証明されているわけではありません。しかしながら、サイレントベビーの原因でもある親子間のコミュにケーションが不足すると、母親との間に正常に愛着形成がされないことで、次のような愛着障害の特徴が見られるようになる恐れがあります。(注2)

・他の子供と一緒に遊べない
・自分や他人に攻撃的になる
・恐怖心や警戒心が過度に強い
・人と視線を合わせない
・うずくまるなどの引きこもり反応
・優しくしても怒ったり泣いたりする
・他人に対して異常に馴れ馴れしい
・人に嫌がられていることに気づこうとしない

愛着とは、赤ちゃんのママに対する甘えや関心と、ママの赤ちゃんに対する愛おしいと思う気持ちの両方が成立して初めて形成されるものです。赤ちゃんが泣いているのに放置してしまうと、愛着形成の妨げにつながることから、普段から赤ちゃんの愛着行動を引き出すために、抱っこや声かけ、スキンシップなどを心がける必要があります。

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一昔前の母親たちは、「抱き癖」というものを極端に警戒していました。「赤ちゃんをいつも抱っこしていると抱き癖がつく」「抱き癖が付くから、泣いている赤ちゃんは放置したほうがいい」と言われていたそうです。姑さんやお婆ちゃんに言われたことがある、というママも多いのではないでしょうか。

ところが、最近はサイレントベビーという言葉が知られ、「抱きしめてたくさん愛情を与えてあげることが大切」という考え方が一般的になって、泣いたら抱っこというのが当たり前になりました。抱っこすることで、自分が訴えれば、きちんと反応をしてくれる人がいるという安心感や信頼感の芽生えにつながるのです。

また、寝ていることが多い月齢が低い赤ちゃんにとって、抱っこをしてもらって視界が広がるのは、とてもいいことです。抱っこによって新しい刺激が生まれて、興味の幅もどんどん広がっていくことでしょう。

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我が家のギャン泣きの対処法!先輩ママの体験談3

パソコンの動画に夢中の赤ちゃん

トイレに入っている、洗濯物を干している、揚げ物を調理している時などのように、やむを得ない事情で
赤ちゃんが泣いていても放置せざるを得ないときもあるでしょう。そのようなときには、どうしたら良いのでしょうか?対処法を知りたい!というママにために、3人の先輩ママにおすすめの方法をご紹介します。

抱っこできない時は話しかけてあげます

ゆっこママ(29歳)


手が離せないからと言って、赤ちゃんが泣いているのを完全無視してはいけないと思い、抱っこしてあげられなくても、声掛けというカタチで反応を返すことを心がけています。
赤ちゃんが泣いたら、「抱っこしてあげるから、もう少し待ってね」「ママはここにいるよー!」などと声をかけて、できるだけ早く抱っこしてあげるようにしています。
また、抱っこした後は、お腹が空いているのか、オムツが気持ち悪いのか等、赤ちゃんがどうして泣いているのかを確認します。もし、どれにも当てはまらない時は、甘えたかったのかなーと思い、ギュッと抱きしめてあげます。

赤ちゃんだって気分転換が必要

かおり(32歳)


うちの子は、一度泣き出すと簡単には泣き止まないことがあります。自分でもどうして泣いているのか、分からなくなってしまうようです。そんな時は、赤ちゃんの気持ちをリフレッシュさせてあげるようにしています。
抱っこしながら歌を聞かせる、外の空気を吸わせるなど、いつもと少し違う環境にしてあげるだけで、気が紛れて泣き止むことがあります。
ギャン泣きされてしまうと気が滅入ってしまう時もありますが、何とかして泣き止ませようと意気込むのではなく、赤ちゃんが興味を持つような楽しいことを探してあげるのがいいかと思います。

話題の動画はママの救世主

エミりん(26歳)


私は、赤ちゃんが泣くのを放置してしまわないように、ちまたで話題の「泣き止む動画」を見せるようにしています。それは、LOTTEのキャンディ「カフカ」のプロモーション動画です。
可愛らしいキャラクターが出てくる「ふかふかかふかのうた」は、子供がぴたりと泣き止む動画としてテレビ番組にも取り上げられて、再生回数もものすごい数になりました。
生後5ヶ月の子供にも動画を見せたところ、確かにピタッと泣き止みました。しかも、あんなに泣いていたのに、動画を見終わる頃にはニコニコしているではありませんか。噂には聞いていましたが、ちょっとビックリです!
育児疲れを感じて、赤ちゃんが泣いても放置したくなるような時は、このような動画に頼ってその場を上手く乗り切っても良いのだと感じました。

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泣き声に神経質になりすぎないことも大切

今回は【赤ちゃんが泣くのを放置するリスク】というテーマで、サイレントベビーについてご紹介しました。赤ちゃんが泣くのは、パパやママに何かを訴えているからであって、1つ1つのサインに意味があるので、そのサインをしっかり受け取って、抱っこで反応してあげることが大切だということが分かりましたね。

毎日の育児でヘトヘトの中で、赤ちゃんを放置したくなったり、逆に抱っこしなければ…という強迫観念にかられたりするのは、誰でも持つ気持ちです。あまり神経質になりすぎても、ママがつらくなるだけなので、おもちゃや動画を上手に活用しながら、赤ちゃんが泣き止むように対処していきましょう。

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