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赤ちゃんのげっぷを出すコツ

赤ちゃんのげっぷが出ない…げっぷのコツ&出ないときの対処法

授乳後に赤ちゃんにげっぷが必要な理由、赤ちゃんのげっぷはいつまでさせるのか、といった赤ちゃんの胃の形の特徴から知るげっぷの上手な促し方やげっぷが出ない原因と対処法をわかりやすく解説!げっぷを促す時間の目安や赤ちゃんの抱っこの仕方、背中のさすり方にもポイントがあります!

赤ちゃんのげっぷが出ない…げっぷのコツ&出ないときの対処法

赤ちゃんのげっぷが出ないと不安がいっぱい!

「赤ちゃんに母乳やミルクを飲ませたあとは必ずげっぷをさせましょう」

出産後、赤ちゃんのお世話について入院中に指導を受けます。
しかし、お母さんはちゃんとゲップをさせようとしても、赤ちゃんは必ず毎回げっぷをしてくれないもので、抱っこしたままおろすにおろせず困ってしまうおときもありますよね。

げっぷは飲み物食べ物とともに飲み込んで胃に溜まった空気を食道・口腔を通して外に排出させるわけですが、赤ちゃんがミルクのあとにげっぷをしないままでは、胃に溜まった空気と一緒に母乳やミルクまで吐き戻してしまうのです。

とはいえ、げっぷをさせるのは最初のうちだけで、成長とともに毎回げっぷをしなくても良くなります。最初のうちこそげっぷがなかなか出ないと焦ってしまいますし、いつまで頑張っても出ないと、親のほうもぐったりしてしまいます。

赤ちゃんのげっぷを上手く促してあげられるコツ、何をしても出ないときの対処法をチェックしておきましょう。

げっぷの出し方とコツをおさえよう!

不思議な姿勢で寝る赤ちゃん

まずは、もう一度基本的なげっぷの出し方をおさらい!
育児書や出産した病院などで習う基本的なげっぷの出し方でなかなかうまくできないから、ゲップを出すコツが知りたいのに…と言わないで!

赤ちゃん特有の胃の形と合わせてもう一度姿勢から見直していきましょう。

基本のげっぷの出し方3パターン

もっともオーソドックスなげっぷの出し方は赤ちゃんを縦抱きにする方法ですが、根本的には赤ちゃんの口が胃よりも高い位置にくる体を起こした姿勢にするとげっぷが出やすくなります。
始めは難しいかもしれませんが、まずは基本からトライ!

縦抱きでげっぷを促す

パパに縦抱っこしてもらう赤ちゃん

  1. 赤ちゃんの首を支えおしりと一緒に持ち上げ、体をくっつけてからゆっくり縦抱きにします。
  2. ちょっと膨らんだ筒状の赤ちゃんの胃の形。やや上向きな胃の入口がママの方にくるように赤ちゃんの頭を肩にもたれかけさせましょう。
  3. 胃の中で泡になってちらばった空気をまとめるようなイメージで、赤ちゃんの背中を下から上へとさすったり、とんとんと軽くたたいてあげましょう。

これがげっぷの出し方の基本姿勢ですが、お腹が押されるのでげっぷが出やすい利点があります。

膝に座らせて出す方法

  1. 赤ちゃんをママの膝の上に横向きに座らせます。
    赤ちゃんの体が倒れないように赤ちゃんの脇の下に手を入れてしっかり支えながら、もたれかけさせましょう。
  2. このとき、胃の入口から食道がまっすぐになるように少し前かがみにしてあげます。
  3. げっぷが出やすいように、背中を下から上へとさすったり、とんとんと軽くたたいてあげましょう。

げっぷが下手な赤ちゃんに効果的な姿勢です。この体勢にするだけで背中をさすったりたたかなくても自然にげっぷが出ることもあります。

背中をやや丸め気味に抱っこしてみる

おばあちゃんに抱っこしてもら不思議な表情になる赤ちゃん

縦抱きの状態よりやや背中を丸め気味に抱っこしてみましょう。

  1. 縦抱きの姿勢からママの腕の上に赤ちゃんを座らせるように抱っこします。
  2. おしりの上から首までを下から上へゆっくりと軽くマッサージするようにさすってあげましょう。

自然に赤ちゃんの背中が丸まり、自分の足でお腹を軽く圧迫できるのでげっぷが出やすくなります。

ゲップを促すための大切な事

抱っこの仕方や背中のさすり方ひとつで、赤ちゃんがげっぷを出しやすい状態にしてあげられます。赤ちゃんのげっぷの出やすい角度やさすり方を見つけられればママも赤ちゃんもぐっと楽になりますよ。

おっぱいやミルクのあと、げっぷをさせないと授乳のときに一緒に飲み込んだ空気がミルクとともに出てきてしまいますが、これを「いつ乳」といいます。
赤ちゃんの胃の形は大人よりもまっすぐで胃の入口出口の筋肉も発達していないから、このようになるため、げっぷを出すときは赤ちゃんの胃の形を念頭に置いて対応しましょう。

抱っこの仕方

うつぶせ寝をしてママを見つめる赤ちゃん

赤ちゃんそれぞれに合った抱き方で空気の通りをよくしてあげましょう。抱っこの仕方でげっぷが出やすい角度を見つけてあげましょう。

げっぷを上手に出してあげるためには赤ちゃんの胃の入口と気管をまっすぐにし、下から上へと上がっていく空気の通り道を確保してあげることが大切です。げっぷが出ないからといって強く抱いたりする必要はありません。

■空気を通りやすくする姿勢を見つけよう

お母さんは浅めにソファーに座り、赤ちゃんのあごを肩にのせて縦抱きしながら、背もたれとの距離を使って角度を調整しながら赤ちゃんの様子を伺ってみましょう。
その子に合った角度を見つけて空気が通りやすい姿勢や角度が見つかるかも。

■新生児縦抱きの注意

新生児の赤ちゃんはまだまだ未熟でとてもデリケートです。まだ首が据わっていないので、赤ちゃんの頭は前にも後ろにもグラグラと揺れてしまいます。
赤ちゃんを抱っこするときは後頭部を手でしっかりと支え頭を固定するようにしましょう。

縦抱きは重力の影響が強く首の据わらない赤ちゃんの首に負担がかかってしまいますので、長時間の縦だっこは避けるようにしましょう。

背中のさすり方・とんとんの仕方

ママを見つめて笑顔になる赤ちゃん

げっぷを促すコツはやっぱりとんとん背中をさすってあげること。
ポイントは下から上へとせりあがってくる空気を押し上げて上手く通してあげるイメージを持ちましょう。

赤ちゃんの背中からうなじまでのラインを下から上へと空気を押し上げるイメージでさすってあげたり、背中を丸くなでてあげるのも効果的です。

背中を軽くとんとんしてあげるのも、胃の中の空気が抜けやすいですよ。
ただし、軽くたたいているつもりでも赤ちゃんにとって大人の力は強く感じてしまうもの。力が強いと赤ちゃんの体は強張ってしまい、げっぷが出にくくなってしまったり、とんとんの衝撃で胃の中のミルクを吐き出してしまったりするので、くれぐれも力加減には気をつけてあげましょう。

げっぷを促す時間の目安

パパの胸元でにやりと笑う赤ちゃん

ミルクのあと、げっぷを促してみてそれでも出ないときは気がつかないうちに出ていたり、空気を飲み込んでいなくてげっぷの必要性がない可能性があります。赤ちゃんがげっぷをしないときは適度に切り上げることに慣れましょう。

また、赤ちゃんによってげっぷを出しやすい姿勢は違ってきます。赤ちゃんのげっぷを上手に出させてあげられないときには、姿勢を変えてあげると「げふッ」と言ったりします。
姿勢を変えつつ様子を見るのは、げっぷを促すポイントでもあります。

げっぷの促し方と時間の目安

1.縦抱きにして2分
2.丸く抱っこしてみて1分
3.横向きで寝かせて5分程度


時間の目安として長くても合計10分程度でOKです!

げっぷが出ないからと焦って長い時間頑張ってしまっては、赤ちゃんもママも疲れてしまいますよ!お腹が膨らんで張っている様子がなく、赤ちゃんが苦しそうでなければ、頃合いを見て諦め様子を見ていましょう。

ママの悩み「なんでげっぷをしてくれないの!?」

大好きなぬいぐるみに囲まれて笑顔になる赤ちゃん

赤ちゃんがなかなかげっぷをしてくれない…忙しいときにはつい焦ってしまう気持ちは良くわかります。
どんなにげっぷを促してあげても、げっぷをしそうにもない顔をしているときには、もしかしたら赤ちゃん側にもちゃんとした理由があるかもしれません!

げっぷが出ないときの赤ちゃん

何を試しても一向にゲップをする気配がない赤ちゃん…。そんなときは赤ちゃんにもゲップをしない理由があります。
げっぷが出なくて気になるときにはミルクの飲み方や赤ちゃんの状態もチェックしてみましょう。

母乳だからそんなに空気を飲んでいない

自分の足をなめてママを見つめる赤ちゃん

母乳はげっぷが出にくいといわれています。
哺乳瓶を使って哺乳させるミルクは空気も飲み込みやすいものですが、おっぱいは哺乳瓶と違って空気を含んでいません。おっぱいを飲むときにはミルクと比べてそんなに空気を飲んでいないことが考えられます。

上半身を起こしてミルクを飲ませているからそんなに空気を飲んでいない

ミルクを飲むときの赤ちゃんの姿勢次第では、ゲップになるほど空気を飲んでいないこともあります。げっぷが出にくい姿勢は赤ちゃんの寝た姿勢ではなく、上半身を起こしミルクを飲んでいるときが良い姿勢。ですが、哺乳瓶を傾けるときや最後のほうが飲みにくいかもしれません。

哺乳瓶の角度など条件が良ければそんなに空気を飲んでいないことも

手から気を出しママを見つめる赤ちゃん

哺乳のときの与え方によって、哺乳瓶の空気抜きが上手にできる角度を保っていれば、空気をそんなに飲み込まずに済みます。

・赤ちゃんがミルクを飲む前に乳首がしっかりミルクで満たされていること
・赤ちゃんが哺乳瓶の乳首をしっかり加えていること
・赤ちゃんがミルクを飲みだしたら哺乳瓶は縦に傾け、哺乳の間、乳首がミルクで満たされている

おならとして空気を排出できている

一般的にはげっぷはずっとさせなくても大丈夫。胃の発達や成長とともに赤ちゃんは自分でゲップを出せるようになりますし、出し切れなかった空気は胃腸を通っておならとして排出されるようになります。

これからはゲップをしない悩みが、おならが頻繁に出る、お腹に空気を溜め込みお腹がパンパンで苦しそう…など悩みに変化していきます。赤ちゃんのお腹の調子も整ってくれば、おならとして空気を上手に排出できるようになりますよ!

お母さんが気づかぬうちにげっぷをしていた

歯がむずがゆく指をくわえる赤ちゃん

ママが必死にげっぷを促している間に、赤ちゃんは素知らぬ顔でもうすでにゲップをしちゃっているときもあります。いつも「ゲフッ!」と出す豪快な子が「…ヶふっ」で終わってしまったときには気付く自信はありません…。

なかなかげっぷをしないときは、自然の力に任せて様子を見る

赤ちゃんがげっぷをしてくれなくて心配でも、あまり長時間げっぷを促し続けると赤ちゃんも疲れてしまいますので、適度に切り上げ、その後は自然の力に任せて様子を伺うようにしましょう。
リラックスしながら赤ちゃんも楽に自然な方法でげっぷを促すのもアリですよ!

ママと向き合ってリラックス抱っこ

バンザイでくつろぐげっぷをしそうな赤ちゃん

赤ちゃんの両脇から手を入れて、首を支えながらママと向き合うように座らせ、赤ちゃんがななめにからだを起こした姿勢をキープしげっぷが出るのを待ちましょう。

上半身がしっかりと起きたままの姿勢であることが大切。首の据わっていない赤ちゃんは首をしっかりと支えてあげましょう。自然にゲップが排出されるのを待つため、時間に余裕のある時におすすめです。

赤ちゃんの右を下にして寝かせる

赤ちゃんのげっぷが出にくくなって来たら、徐々に胃の形が大人の胃の形に近づいてきているのかもしれませんね。

そうなってきたら、体の右側には腸へとつながる胃の出口があるので、右を下にして横に寝かせてあげると、空気が動いてげっぷが出やすくなります。タオルや枕を背中側において少し斜面を作ってあげると効果的。

げっぷと一緒にミルクを出してしまった時のために、赤ちゃんの口のまわりにはガーゼやタオルを敷いておきましょう。

赤ちゃんの頭を高くして寝かせる

頭を少し高くしてげっぷを促される赤ちゃん

赤ちゃんがなかなかげっぷをしないときにはタオルや授乳クッションをつかって、赤ちゃんの頭を高くしておきましょう。げっぷをしなくとも少しずつ空気が出ていってくれますよ。

ポイントは赤ちゃんの視線が真上を見ないように体を少し横に傾けて寝かせてあげること!
真っすぐに寝かせてしまうと、げっぷと一緒にミルクが出てしまったときに逆流しやすいため、むせたり溺れたりしてしまうことがあるので注意。一定時間様子を見たら元に戻してあげましょう。

注意すること

げっぷが出ない状態で寝かせるときは、嘔吐したときにミルクの逆流で溺れたり気管がつまらないように、しばらくの間は赤ちゃんから目を離さないようにしましょう

「出さなきゃいけない!?」焦らず対処していこう!

げっぷが出ないとミルクのあとに空気と一緒にミルクも吐いてしまうなど、心配なことも多々出てきますが、赤ちゃんの元気が良く何事もなかったかのようにしていればさほど問題はありません。
赤ちゃんの成長には個人差があるもので、げっぷも赤ちゃんそれぞれで得意、不得意が出てきます。

「出さなきゃいけない!」それだけにとらわれず、げっぷが出ないときは赤ちゃんが苦しそうでないか、吐いていないか様子を観察していることも大切です。
ミルクのあとのげっぷは徐々にさせなくても良いようになり、いずれ寝返りが打てるようになればママの手助けがなくても自然にげっぷが出せるようになります!

それまでは困ってしまったときには、いろいろ試しながら赤ちゃんが少しでもげっぷを出しやすくする方法を見つけていきましょう!