赤ちゃんの笑顔を引き出そう

赤ちゃんの笑顔の引き出し方!最強可愛いスマイルが炸裂!

赤ちゃんの笑顔に、人はどうしてあんなにも癒されるのでしょうか。赤ちゃんの笑顔が持つパワー、効果などを解説、笑顔を出すコツやそれを写真に収めるテクニックを紹介します。加えて「新生児微笑」や「社会的微笑」についても解説。楽しい画像たくさんで紹介します。

赤ちゃんの笑顔の引き出し方!最強可愛いスマイルが炸裂!

赤ちゃんの笑顔パワーが炸裂!最強かわいい笑顔を引き出すには

お風呂、マッサージ、柔らかい布団…癒されるものは数あれども、赤ちゃんの笑顔ほど癒されるものは他にないのではないかと思うくらいですよね。
赤ちゃんの笑顔には、人を癒す力や人を元気にする力があります。そんな特別な力を少し垣間見てみましょう。

笑顔の効果1.赤ちゃんの笑顔はお年寄りを元気にする?赤ちゃんの不思議なチカラ

赤ちゃんの笑顔が愛おしいママ

赤ちゃんには不思議なパワーがあります。神戸市のある団体が赤ちゃんの効果を調査したそうです。認知症のお年寄りと赤ちゃんが、一緒に体育や音楽などの活動をしたところ、お年寄りたちの表情が豊かになったという結果が出たようです。中には、おしゃべりの数が増えた方もいたのだとか。

赤ちゃんというのは、もしかするとエネルギーの塊なのかもしれませんね。赤ちゃんの笑顔に隠されたパワーは、お年寄りたちをも元気にするのです。

赤ちゃんの表情豊かな笑顔のために心の発達を促すポイント
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赤ちゃんが表情豊かに成長するポイントを紹介します。月齢別の赤ちゃんの成長発達に合わせたママパパの普段の接し方、サイレントベビーにしないためのコミュニケーションの取り方などを解説します。

笑顔の効果2.赤ちゃんの笑顔は、愛情を獲得する本能

赤ちゃんは、教えられてもいないのにどうして笑うことを知っているのでしょうか?広く知られる説では、赤ちゃんの笑顔は防衛本能の一つだと言われています。

赤ちゃんは、非常に無力で弱い存在です。彼らは、周りの大人の力がないと、生きていくことができません。赤ちゃんが泣いてばかり怒ってばかりだとどうでしょう。ママは疲れ果てて、赤ちゃんのお世話をしなくなるかもしれません。それでは、赤ちゃんは困ります。

赤ちゃんの容姿や笑顔が可愛いのは、周りの大人に愛してもらうためなのです。そして、私たちは、赤ちゃんの笑顔を可愛いと感じる遺伝子が組み込まれているのです。

赤ちゃんは、笑顔でママたちを癒し、お世話をしてもらう。なんだか理にかなった理由だとはおもいませんか?

笑顔の効果3.笑うことでシナプスが増えるという説も

子どもの脳の発達を促す鍵を握るのは、「睡眠」「運動」「話すこと」と言われています。
確かに、よく寝てよく動くと子どもは大きくなれるといいますし、よく話すことは、言語発達の面でも良さそうです。
これに加えて、「笑い」も、脳内のシナプスを増やすことにつながるのだそうです。楽しい雰囲気で育つと賢くなれるなんて、とても素晴らしいことですね。睡眠・運動・そして笑顔。これが新しい育児の定説となる日も近いかもしれません。

笑顔の写真を簡単に撮るコツ〜「ニコ〜っ」の瞬間を残すために〜

赤ちゃんの最高の笑顔を写真に残すために、どのようなことをすれば良いのでしょうか。赤ちゃんのにこ〜っとした笑顔にお目にかかれた瞬間、「あ〜今、カメラ起動しておけばよかった!」と後悔してしまった経験は、きっと誰にでもあるはず。赤ちゃんの笑顔を引き出すコツや上手に収めるテクニックなどをご紹介しましょう。

え・が・お。ニコッ。パシャっとベストショット

単に「赤ちゃんの笑顔」と言っても、その場面や状況、表情にはいろいろあります。楽しく撮れたベストショットをご紹介します!

満面の笑み

満面の笑顔でママにアピールする赤ちゃん

ザ・定番。ニンマリと笑って、目が細くて見えないほどのご機嫌さん。こんな笑顔を見てしまった日には、ママの疲れもドーンと飛んでいきそうです。

それ、笑ってるの?泣いてるの?

泣き笑いの微妙な表情になる赤ちゃん

笑っているのか、泣きたいのか、よくわからない表情がツボです。小さい子は、感情の分離がまだできていませんから、笑ったり泣いたり、同時にそれらをこなしてみたり…と感情がとにかく忙しい!大丈夫?と思わず声をかけてしまいそうです。

寝ながら笑う、貴重なショット

笑顔で熟睡する赤ちゃん

新生児の頃によく見られる瞬間です。一体どんな夢を見ているの?と、大人たちの想像は膨らむばかり。この瞬間を収めるために、どれだけの時間待ったのでしょうか…

かわいい笑顔を引き出すコツ

可愛い笑顔はコツ次第で引き出せます!テクニックをいくつかご紹介しましょう。

最初はミラーリングが効果あり!

赤ちゃんは、ミラーリングが得意。つまり、真似っこです。ママが笑えば、赤ちゃんも笑う。このことは、ママやパパはよくわかっているはずですね。笑顔がまだまだ出にくい時期は、ミラーリング効果を狙ってみましょう。

二つ以上の感覚に訴えかける!

赤ちゃんの笑いのツボは、どんなところにあるのでしょう。どうやら、二つ以上の感覚に訴えかけられるのに弱いらしいのです。要するに、音の刺激と視覚の刺激両方からのアクションが楽しいと思うのです。
一番身近な例をあげると「いないいないばあ」がそれに当たります。「ばあ!」という楽しい声とともに、ママの顔がどーんと登場する…赤ちゃんにとって非常に楽しい遊びなのです。

赤ちゃんの喃語や発する音を真似てみよう

音遊びの好きな赤ちゃん。自分の発する音も立派なおもちゃです。「く〜」「ぶ〜」「ぱっぱっぱ」など、自分の口から音が出ることを楽しんでいます。
そんな赤ちゃんの喃語を、パパママも真似してみましょう。きっと赤ちゃんは、自分の出した音と同じ音を出しているパパママにびっくり

コミュニケーションにもなりますし、赤ちゃんがさらにいろいろな音を出す意欲にも繋がります。
音真似をするうちに、大きな口を開けた笑顔が見られるかもしれません。

赤ちゃんと喃語でコミュニケーション!言葉の成長を促すには
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パパママがハッピーでいる

ミラーリングともよく似ていますが、赤ちゃんは周りの雰囲気をしっかり感じ取りながら生きています。パパやママがハッピーな雰囲気なら、赤ちゃんもなんとなく楽しいと感じているようです。
楽しい写真を残すためには、家族円満が何より大事なのかもしれませんね。

「ニタ〜っ」の瞬間を残すために

口を開けて大喜びする赤ちゃん

笑顔が出たら、あとはそれをカメラに収めるだけ…と言っても、それが難しいんですよね…。なるべく簡単、そして失敗なく撮れる方法をご紹介します。

あやす役と撮る役の分担が基本

あやす役と撮る役を分担するのは、フォトスタジオで使う技法ですね。パパとママが協力して赤ちゃんの気をひきましょう。
アンパンマンのぬいぐるみや、ガラガラなど、赤ちゃんのおもちゃがカメラに向かって飛んでいくように、赤ちゃんの視線を導きます。おもちゃはカメラの少し上に持っていくと、視線が上がって、レンズを見ているように撮ることができます。

写真初心者には連写が簡単

目まぐるしく変わる赤ちゃんの表情は、カメラに慣れた人でもなかなか撮りにくいものです。初心者は、迷わず連写機能を使いましょう。
たくさん撮って、その中から最高のショットを選べば良いのです。デジタル化はこういうところでありがたいと感じますね。シャッターをパシャパシャ切っても、フィルムがもったいない、値段が高くつくなんてことを考えなくて済みます。

インカメが赤ちゃんも楽しい

赤ちゃんも子どももインカメが大好き!自分の姿が映るとわかるようで、楽しんでカメラの方を向いてくれます。
主レンズで撮るよりも画質は劣りますが、ママとの2ショットを満面の笑みで撮ることができます。最近流行りの変身アプリも、かなり楽しく遊べますよ!

撮る方も腹ばいで赤ちゃんと同じ目線に

赤ちゃんの可愛らしさは、もっちりとした肉感にもあります。ぜひ、赤ちゃんと同じ目線まで下がって、写真を撮ってみましょう。
笑顔と一緒に、食べたくなるような柔らかいほっぺや、ちぎりパンのような腕も、バッチリ収めることができるでしょう。

赤ちゃんの笑顔の理由・いつから笑顔を見せる?

生まれたばかりなのに、もう笑うことを知っているの?寝ている赤ちゃんを見て、そう驚くママもいるはずです。まだ寝ているか泣いているかしかないからこそ、すごく嬉しく感じます。
実は、あの笑顔、赤ちゃんの意思とは関係ないのです。これにも驚きですよね。ここでは、赤ちゃんの笑顔について解説しましょう。

赤ちゃんの笑顔の時期と変化

黄色の毛布の中が嬉しい赤ちゃん

赤ちゃんの笑顔は、時期別に2種類に分けられます。月齢を追うごとに、新生児微笑から社会的微笑へと変わっていき、自然と新生児微笑は消えていきます。

新生児微笑

生後すぐから2ヶ月くらいまでの間、赤ちゃんは1日の多くを寝て過ごします。そうでなければ、泣いているか、おっぱいを飲んでいるか、表情はまだまだ乏しい状態です。
そんな中で不意に見せる笑顔、あの笑顔を「新生児微笑」と言います。別名「生理的微笑」とも呼ばれるように、新生児微笑は、無意識のうちの反射現象です。顔表面の筋肉が持ち上がって、笑っているように見えるのです。

新生児微笑とは?社会的微笑の時期や笑顔と発達との関係
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新生児微笑は生後3ヶ月頃までに見られる生理的微笑です。感情ではなく筋肉運動で笑顔のように見える赤ちゃんの可愛い仕草です。新生児微笑、社会的微笑の具体的な時期などを解説します。

社会的微笑

一方、社会的微笑は、赤ちゃんの意思を伴った笑顔です。生後2ヶ月頃から、赤ちゃんの表情はどんどん豊かになっていきます。起きている時間が少しずつ長くなり、機嫌のいいときには「あー」「うー」などの声を発するようになります。そのうち、パパやママたちがあやしたり話しかけたりすると、嬉しそうに笑うようになっていきます。これが、社会的微笑。赤ちゃんが喜んでいる本物の笑顔です。

言葉のわからない赤ちゃんがゲラゲラ(声を出して)笑うのはナゼ!?

どうやら赤ちゃんは、人を見て笑っているようなのです。赤ちゃんの笑いに関する研究によると、赤ちゃんをくすぐったときにゲラゲラ笑うのは「身体がくすぐったくて笑っている」のではないのだそうです。
身体的な感覚のせいで笑っているのではなく、実は、自分をくすぐっている大人の表情や様子が面白くてゲラゲラ笑っているようなのです。
ということは、赤ちゃんがゲラゲラ笑うのは、ママやパパの真似なのかもしれません!赤ちゃんを思いっきり笑わせたければ、まず、パパやママが思いっきり笑うことが大切と言えるでしょう。

赤ちゃんの笑顔が少ない気がする

パパの抱っこを拒否する強情な赤ちゃん

赤ちゃんにも個性があります。2人以上のお子さんをお持ちのママは、実感としてわかるかもしれませんが、産まれた瞬間から子どもの性格は違いますよね。
元気いっぱいで泣いてばかりの赤ちゃんがいるように、もの静かな性格で、笑顔の少ない赤ちゃんもいます。お外に出るとあまり笑わなくなる赤ちゃんは、外の世界に緊張したり、人見知りをしているのかもしれません。

また、発達のスピードがゆっくりの赤ちゃんは、同じ月齢の赤ちゃんよりも笑顔が出る時期が遅れる場合があります。
心配せずとも、成長とともに表情は豊かになっていきます。よくあやしたり遊んだりして、刺激を与えてあげましょう。

生後4〜5ヶ月になっても、全く笑わない、もしくはそもそも目が合わない、泣かないなど他にも何か所見があるようなら、サイレントベビーなど何か別の原因があるかもしれません。その場合には、4ヶ月健診のときに、相談してみてください。

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赤ちゃんらしい笑顔のベストショットをたくさん残して!

赤ちゃんの笑顔を残すのは、簡単なようで意外と難しいことです。でも、今の時代、昔よりもうんと容易にはなっていますよ!

パパやママの親世代、つまりおじいちゃん、おばあちゃんが子育てをしていた頃は、フィルムカメラやビデオカメラを握りしめて、一瞬の表情を待ち構えていたのです。
限りあるフィルムの枚数や時間の中で、どれだけ我が子の様子を詳細に残すことができるか…それにかかっていました。

今は、本当に便利です。デジタルカメラのフィルムは全く気にする必要がありませんし、普段から手元にあるスマホでも相当綺麗な写真を撮ることができます。
しかも、アプリで好きなように加工できるとなれば、もう非の打ち所がありません。ひと昔前のパパママたちにとっては、なんとも羨ましい状態と言えるかもしれませんね。

簡単に残せる今だからこそ、赤ちゃんの貴重なショットをたくさん残してあげましょう。二人目以降の赤ちゃんであったとしても、こんなに手軽に写真を残せるのなら、お兄ちゃんやお姉ちゃんと同じくらいの量の写真を撮ってあげることもできるでしょう。

あっというまに過ぎ去ってしまう、それが赤ちゃん時代です。その姿をしっかり残してあげましょう!